チロル、エッツタール最奥の小さな村

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     1月に積雪情報をアップしていましたが、最新の状況に更新しておきます。


●オーストリア
ヒンタートゥックスゴンドラ山頂駅からオルペラー方面を眺める ツィラータール・スパー・スキー
-ツィラータールアリーナ160㎝(1/25)、190㎝(2/21)
-マイヤーホーフェン95㎝(1/25)、135㎝(2/21)
-ヒンタートゥックス215㎝(1/25)、245㎝(2/21)
-ホッホツィラータール204㎝(1/25)、230㎝(2/21)


オーバーグルグル、ホーヘムートアルムより エッツタール
-ゼルデン206㎝(1/25)、267㎝(2/21)
-オーバーグルグル155㎝(1/25)、171㎝(2/21)
-ホッホエッツ80㎝(1/25)、120㎝(2/21)
-キュータイ63㎝(1/25)、100㎝(2/21)


ステューバイ氷河
-145㎝(1/25)、205㎝(2/21)


セルファウス=フィス=ラディス
-95㎝(1/25)、130㎝(2/21)


スキー・アールベルグ
-サンクト・アントン/ステューベン145㎝(1/25)、270㎝(2/21)
-レッヒ/チュルス190㎝(1/25)、255㎝(2/21)
-ヴァルス/シュロッケン130㎝(1/25)、195㎝(2/21)


●イタリア
ドロミテ・スーパー・スキー
-ガルデナ谷80㎝(1/25)、100㎝(2/21)
-クロンプラッツ140㎝(1/25)、110㎝(2/21)
-シウジ高原60㎝(1/25)、80㎝(2/21)
-アルタバディア70㎝(1/25)、100㎝(2/21)
-マルモラーダ160㎝(1/25)、160㎝(2/21)
-コルチナ・ダンペッツォ60㎝(1/25)、80㎝(2/21)


●スイス&フランス
ツェルマット・マッターホルン・グレイシャー・パラダイス
-110㎝(1/25)、120㎝(2/21)


ポルトデソレイユ
⁻モージン(スイス)80㎝(1/25)、110㎝(2/21)
-アヴォリア(フランス)187㎝(1/25)、240㎝(2/21)


シャモニー=モンブラン
-グランモンテ103㎝(1/25)、130㎝(2/21)
-ルズーシュ75㎝(1/25)、70㎝(2/21)


ティーニュから望めるモンブラン エスパス・キリー
-ティーニュ160㎝(1/25)、190㎝(2/21)
-ヴァルディゼール122㎝(1/25)、140㎝(2/21)
     年末はヨーロッパに寒気がおりていて、降雪が多かったようですが、最近は小康状態の様です。代わって日本に北極の寒気がおりてきているようですね。日本が一段落するとまたヨーロッパに雪が降るのかどうかというところです。


     さて私が感じたヨーロッパの降雪の傾向をお伝えしようと思います。オーストリア、スイス、フランスはヨーロッパアルプスの東北西側にそれぞれ位置していますが、イタリアはアルプスの南側なので、晴天率は高い半面降雪が少ないと思います。例えばイタリアのドロミテ周辺は現在平均100㎝程度の積雪ですが、100㎝あれば十分良いゲレンデコンディションに仕上げてくれます。日本と比較すると湿度が低いため雪が解けにくく、削れやすい斜面の滑り出し部分には人工降雪機を設置してカバーしたり、日本の圧接技術と比べてみると素晴らしい技術で毎日ゲレンデをパックしてくれています。例えば平均積雪60㎝のシウジ高原の状況をウェブカムでご覧ください!


     それから降雪が多いと感じるのが、アルプスの東側オーストリアのアールベルグ・エリアです。その分晴天の多いイタリアに比べると吹雪いたりする日も多いのですが、新雪をお楽しみいただけるチャンスが多くなります。アルプスの西側フランスのエスパス・キリー・エリアも降雪が多く新雪を存分にお楽しみいただけるチャンスがあります。


それでは、walk-worldのページで取り上げている各スキーエリアの1/25現在の積雪状況をご報告しておきます。


●オーストリア
ヒンタートゥックスゴンドラ山頂駅からオルペラー方面を眺める ツィラータール・スパー・スキー
-ツィラータールアリーナ160㎝
-マイヤーホーフェン95㎝
-ヒンタートゥックス215㎝
-ホッホツィラータール204㎝


オーバーグルグル、ホーヘムートアルムより エッツタール
-ゼルデン206㎝
-オーバーグルグル155㎝
-ホッホエッツ80㎝
-キュータイ63㎝


ステューバイ氷河
-145㎝


セルファウス=フィス=ラディス
-95㎝


スキー・アールベルグ
-サンクト・アントン/ステューベン145㎝
-レッヒ/チュルス190㎝
-ヴァルス/シュロッケン130㎝


●イタリア
ドロミテ・スーパー・スキー
-ガルデナ谷80㎝
-クロンプラッツ140㎝
-シウジ高原60㎝
-アルタバディア7㎝
-マルモラーダ160㎝
-コルチナ・ダンペッツォ60㎝


●スイス&フランス
ツェルマット・マッターホルン・グレイシャー・パラダイス
-110㎝


ポルトデソレイユ
⁻モージン(スイス)80㎝
-アヴォリア(フランス)187㎝


シャモニー=モンブラン
-グランモンテ103㎝
-ルズーシュ75㎝


ティーニュから望めるモンブラン エスパス・キリー
-ティーニュ160㎝
-ヴァルディゼール122㎝
     今日もヨーロッパのハイキング・ルートについて書いてみたいと思います。まず最初は日帰りハイキング・ルートです。walkworldで特に得意にしている地域があります。オーストリア・チロルイタリア・ドロミテフランス&スペイン・ピレネーの3地域です。もちろんこの他にもスイス・アルプスシャモニー周辺イタリア・アオスタなどの地域も手配、ご案内させていただいてきておりますが、今回は特筆して3地域のハイキング・ルートを写真を多めに使用して既にブログにしたものをご紹介してゆきます。
     通常旅行会社ではヨーロッパ・ハイキングについてここまで詳しくフリーでご紹介することはなかったと思います。やはりそのような情報が私達の糧となってこのビジネスをさせていただいているからです。
     ただこのコロナ禍で過去に撮り貯めていた写真を眺めていると、これらがただ色褪せていくだけなのがもったいないなぁ、それにどこも大好きな場所だから、もっともっと多くの日本の人たちに見て、体験して頂けたらなぁなどと考えるようになりました。
     ヨーロッパのハイキング旅行の企画・手配は、これまでもずっと私のメインの仕事ですので、この記事をご覧になってご依頼いただければとても嬉しく思いますが、ご依頼いただけなくても興味を持っていただけるだけでも嬉しく思えるようになりました。
     これらの情報をもとにして私達の手配なくても個人旅行している方はたくさんいらっしゃいますので、その人たちは是非ご参考にしていただいたらと思います。(※旅行手配依頼なしの質問だけというのはご勘弁ください!参考はこの記事にとどめて下さい!)
     またそれでも私達に旅行手配のご依頼をいただけるのでしたら、私達がこれまで培った現地ネットワークも駆使して、さらに最新の詳しい情報などをご提供できるものと思います。
     いずれにしましても、これらの場所へご旅行していただいて、お楽しみいただけることが、私達が一番やりたいことだということです。
     それでは、紹介ページのリンクを箇条書きにしてゆきます。どのコースも何度でも歩きたくなるような素晴らしいルートです。


     またロングトレイルで利用いただける山小屋の詳細を記していますので、
      ▼ご参考にしてみてください。
     ヨーロッパの山小屋について
     ヨーロッパの山小屋について Part.2
     早いものでもうすぐ2021年も7月が終わりそうです。未だに渡航して帰国すると14日間隔離が必要な状況の中、なかなかチロルでのハイキングを体験していただくまではいかないのですが、来年こそはという願いを込めて、今回はチロルの氷河大展望のルート、エッツタール最奥の村オーバーグルグルのホーエムートアルムから村まで下りてくるルートをご紹介したいと思います。
     以前、チロルには夏の間ずっと滞在していて、日本からのお客様が多い時期は、お客様のサポートをして忙しくしていましたが、ちょうど7月末から8月になると仕事にも余裕が出てきて下見がてらにどこかを歩くことが多かったのを思い出します。特に今から10年前くらいはよく歩きました。
     まずはこちらの記事をご覧ください!エッツタールでお得に過ごすための記事です。
     オーストリア・チロル・ハイキング旅行をお得に楽しむ方法!
     こちらの記事にはこの谷に滞在するともらえるエッツタール・プレミアム・カードのことを中心に書いてありますが、エッツタールの説明もしています。ちなみにこのエッツタール・プレミアム・カードが2021年からエッツタール・インサイド・カードという名前に変わり、内容も少し変わりました。この変更点に関しては、後日ご紹介します。

     話を戻しますと、そのチロル一深い谷、エッツタールの最奥に位置するのが、ここオーバーグルグル村(1907m)です。

     ここへのアクセスは人気リゾート、エッツタールの中の村で、もう少し手前のゼルデン(1368m)から路線バスで約20分ほどです。チロルにしては便数も多く、30分間隔くらいで運航してくれていますので便利です。
     ▼ここゼルデンに滞在するプランをご紹介しています。
     オーストリア・チロル・ゼルデン・ホテル滞在
     オーバーグルグル・ツェントラムのバス停で降りるとゴンドラ乗場まで徒歩すぐ(約200m)です。2021年このゴンドラは6月25日から9月19日まで運行予定です。このゴンドラは一度中間駅で乗換え、ホーエムート・アルム(2670m)に到着します。料金は片道15euro、往復24euroですが、エッツタールに滞在して、エッツタール・インサイド・カードを所持していれば無料でご乗車可能です。そしてこのホーエムート・アルムのゴンドラ山頂駅横にはホーエムート・アルム(小屋)があり、レストランになっています。ここからは21の3000m峰が望め、ガイスベルグ氷河ロートムース氷河も正面に印象的に望めるため、絶景のレストランです。昼前くらいに山頂に着くならここでランチをゆっくりいただくことをお勧めします。また早い時間から歩くなら、ハイキング途中にシェーンヴィーズ小屋(2270m)があり、こちらで昼食を食べるのもお勧めです。どちらの小屋も最近新装していて、食事のクオリティーも高いので、とてもお勧めです。

     ハイキングはホーエムート・アルムからシェーンヴィーズ小屋へ向けて降りていくルートと、健脚の人ならロートムース氷河の手前まで歩いてお折り返してシェーンヴィーズ小屋へ向かうルートがあります。氷河手前まで行くコースは迫力満載でお勧めですが、ホーエムート・アルムからの展望だけでも満足いただけると思いますので、そのままシェーンヴィーズ小屋へ向かう人も多くいます。
     かつてロートムース氷河が削り取った谷の先端にはモレーン(氷堆積)になっていて、ちょうどそのあたりにシェーンヴィーズ小屋があります。小屋で一息ついた後は、氷河が解けた水が深く削った渓流の横を下ってゆき、その先にあるロートムース滝(落差42m)へと続きます。滝の下側はツィルヴェン・ヴァルトという霜降り松の森になっています。ここを少し通過して往路のゴンドラ中間駅を経由して放牧されている牛たちを眺めながらオーバーグルグルの村まで下ってゆきます。


 
     こんにちは、最近おすすめの手配旅行を新規で4本アップしました。と言っても現状感染拡大しているヨーロッパ、なかでも特にイタリアやスペイン、なんとか2021年にはまた旅行できる環境に戻っていることを願って、下記のようなラインナップにしています。
     ※コースタイトルの太文字をクリックするとツアーページにリンクしています!
プロセッコ、ヴァルドッビアーデネ
     イタリア北部・ヴェネト・グルメ旅行
     ヴェネチア周辺のヴェネト地方は、山の幸も海の幸も楽しめ、食材が豊富な上、ヴェネチア本島では、バル巡りの文化もあり、とにかく色々な角度から食をお楽しみいただけます。
夜のサン・セバスチャン
     フランス&スペイン、バスク・グルメ・旅行
     今バル巡りというと、スペインバスク地方のサン・セバスチャンが日本でも最も有名ですね。そのサン・セバスチャンを含む、フランスとスペインのバスク地方をたっぷり満喫していただける内容にしています。
セチューダ
     グランド・ドロミテ・ハイキング
     こちらはドロミテのハイライト的な場所を日本人ガイドのご案内で、回っていただける内容にしています。ご予算の問題もありますので、個人旅行よりも小グループ旅行向けです。
ホーエムートアルム・ハイキング(2670m、オーバーグルグル)
     オーストリア・チロル・ゼルデン・ホテル滞在
     こちらは個人旅行でお得に1か所滞在でチロルのハイキングをたっぷりお楽しみ頂こうという内容にしています。ホテルのハイキングプログラムは、英語かドイツ語になりますが、話せなくてもハイキングは十分にお楽しみいただけます!


     というような感じで、新たなラインナップを加えてさらに見ごたえあるサイトになったと感じていただければとても嬉しく思います。
     何より早くヨーロッパでハイキングしたり、飲んだり食べたりできる日が来ることが第1ですね。
     ここ数年、ヨーロッパの物価だけではなく、旅行にまつわる滞在費や交通費などが高騰していて、普通にご予約していただくと、旅行代金+αが結構な金額になってきます。そこで最近ホテルによっては、宿泊者向けハイキング・ガイド・サービスを提供したり、リゾートや地域丸ごとでリフト券や路線バスなどのサービスを、ご宿泊のお客様に無料で提供するようなところも増えてきています。もちろん全てのリゾートやホテルが同じような対応ができているわけではありません。ここでひとつチロルの有名リゾートの例を挙げてみます。
     オーストリア・チロルでもっとも奥深い谷、エッツタール(エッツ谷)、中でもアルペンスキーリゾートとしてとても有名なゼルデン(1368m)は、夏の間もハイキングやサイクリングを楽しむ観光客でとても賑わっています。ここゼルデンのホテルに宿泊すると、”エッツタール・プレミアム・カード”というお得なカードが付いてくることがあります。(ホテルによっては適応していないところもございます。)さらにハイキングホテルと言ってホテル側がハイキングプログラムを組んで、毎日いろいろなハイキングに連れて行ってくれるホテルもあるのです。例えばリフトやゴンドラの料金は1回10~40euroと以前に比べてかなり高騰しているため、毎日リフトやゴンドラを利用してハイキングを楽しもうすとすると、それだけでかなりの支出になってしまいます。
     という理由からもこのようなお得なカードが付いて、かつホテル独自のサービスも厚いところに宿泊することにより、とてもお得に旅行ができるというわけです。
    Ex.2020年エッツタール・プレミアム・カード/OETZTAL PREMIUM CARD(旧)
     2021年、名称と内容が少し変わりました。新しい名称は、
     →エッツタール・インサイド・サマー・カード/OETZTAL INSIDE SUMMER CARD(新)
  • 2021年の夏は5月29日~10月2日の期間、ご到着翌日からご出発日まで有効です。
  • ゼルデン、オーバーグルグル、フェント、ホッホエッツ、キュータイのゴンドラやリフトが各1日1回ずつ無料で使用可能です。
  • フライツァイト・アリーナ(ゼルデン)の室内プールが、無料でご利用いただけます。(一部有料のサウナなどもございます。)
  • エッツタール内の野外プールはどこも無料でご利用いただけます。
  • エッツタールの路線バスは全て無料でご利用いただけます。→2021年から料金が30%引きに変更になりました。
  • エッツタール内の博物館は全て無料でご利用いただけます。
  • 観光局主催のハイキングプログラムに無料でご参加いただけます。
  • ランゲンフェルドにあるアクア・ドームに1回無料入場可能です。
  • 自転車1回レンタル無料。
  • など

    販売価格(2021年)/3日券:62euro、7日券:84euro、10日券:108euro
     ※7歳から15歳は子供料金の設定があります。お問い合わせください。  ※ホテルからご提供がない場合も、各所でご購入も可能です。

     上記の内容を見てもとてもお得だとお分かりいただけるかと思いますが、エッツタールだけでなく他の地域でも、様々な個性的なサービスがありますので、お申込の際にぜひご確認ください。
    ゼルデンのホテル滞在プランはこちら!
     この冬のシーズンはヨーロッパでスキーができるのか未だに展望はない状況ですが、ヨーロッパスキーが大好きなWalk-Worldでは、厳選したヨーロッパ10カ所のスキーエリアをご紹介しています。
     とりわけオーストリアのチロル州にあるスキー場が多いのは、最近ヨーロッパで一番施設などを新設、改設していて、充実をどんどん増しているからです。例えばリフトやゴンドラのシート・ヒーティング、ベース山麓施設でのエスカレーター設置、レストハウスのトイレが全て階段を使わずにアクセスできるなど、とにかく利用者目線の優しさで、日本では想像できないような充実さなのです。
     さらに氷河やヨーロッパアルプス独特の絶景がいつでも見られるとなると、行ってみるだけの価値が益々増してきます。
     それでは各エリアの名称、滞在地、一言コメントをしています。スキー場名や写真をクリックすると各詳細ページにリンクしています!

オーストリア






スイス



    ツェルマットスキー

    滞在地:ツェルマット、ヴァリス

    マッターホルンを望める絶景スキーを楽しめます!


フランス






    イタリア


    ドロミテ・スーパー・スキー

    滞在地:ラ・ヴィッラ、アルタバディア

    1枚のスキーリフトパスで1000㎞滑れるヨーロッパ最大級のエリア

皆さん、お元気でしょうか?

例年ですとゴールデンウィーク明けくらいからも夏休みの旅行相談を承っていましたが、 2020年夏のツアーは、コロナウィルスの影響で、ほとんど望みがなくなってきましたので、今年はすでに来年2021年ツアーに各ページを更新していますので、ご覧いただければと思います。タイトル前に【NEW】と記載しているのが目印です。

また新コースなどもご提案できるように準備してまいります。

皆さん、健康でいればまた旅行できる日が必ず来ます。

今後ともよろしくお願いします。

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