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年末はヨーロッパに寒気がおりていて、降雪が多かったようですが、最近は小康状態の様です。代わって日本に北極の寒気がおりてきているようですね。日本が一段落するとまたヨーロッパに雪が降るのかどうかというところです。
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さて私が感じたヨーロッパの降雪の傾向をお伝えしようと思います。オーストリア、スイス、フランスはヨーロッパアルプスの東北西側にそれぞれ位置していますが、イタリアはアルプスの南側なので、晴天率は高い半面降雪が少ないと思います。例えばイタリアのドロミテ周辺は現在平均100㎝程度の積雪ですが、100㎝あれば十分良いゲレンデコンディションに仕上げてくれます。日本と比較すると湿度が低いため雪が解けにくく、削れやすい斜面の滑り出し部分には人工降雪機を設置してカバーしたり、日本の圧接技術と比べてみると素晴らしい技術で毎日ゲレンデをパックしてくれています。例えば平均積雪60㎝のシウジ高原の状況をウェブカムでご覧ください!
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それから降雪が多いと感じるのが、アルプスの東側オーストリアのアールベルグ・エリアです。その分晴天の多いイタリアに比べると吹雪いたりする日も多いのですが、新雪をお楽しみいただけるチャンスが多くなります。アルプスの西側フランスのエスパス・キリー・エリアも降雪が多く新雪を存分にお楽しみいただけるチャンスがあります。
それでは、walk-worldのページで取り上げている各スキーエリアの1/25現在の積雪状況をご報告しておきます。
●オーストリア ツィラータール・スパー・スキー -ツィラータールアリーナ160㎝ -マイヤーホーフェン95㎝ -ヒンタートゥックス215㎝ -ホッホツィラータール204㎝
エッツタール -ゼルデン206㎝ -オーバーグルグル155㎝ -ホッホエッツ80㎝ -キュータイ63㎝
ステューバイ氷河 -145㎝
セルファウス=フィス=ラディス -95㎝
スキー・アールベルグ -サンクト・アントン/ステューベン145㎝ -レッヒ/チュルス190㎝ -ヴァルス/シュロッケン130㎝
●イタリア ドロミテ・スーパー・スキー -ガルデナ谷80㎝ -クロンプラッツ140㎝ -シウジ高原60㎝ -アルタバディア7㎝ -マルモラーダ160㎝ -コルチナ・ダンペッツォ60㎝
●スイス&フランス ツェルマット・マッターホルン・グレイシャー・パラダイス -110㎝
ポルトデソレイユ ⁻モージン(スイス)80㎝ -アヴォリア(フランス)187㎝
シャモニー=モンブラン -グランモンテ103㎝ -ルズーシュ75㎝
エスパス・キリー -ティーニュ160㎝ -ヴァルディゼール122㎝