山小屋

     今日もヨーロッパのハイキング・ルートについて書いてみたいと思います。まず最初は日帰りハイキング・ルートです。walkworldで特に得意にしている地域があります。オーストリア・チロルイタリア・ドロミテフランス&スペイン・ピレネーの3地域です。もちろんこの他にもスイス・アルプスシャモニー周辺イタリア・アオスタなどの地域も手配、ご案内させていただいてきておりますが、今回は特筆して3地域のハイキング・ルートを写真を多めに使用して既にブログにしたものをご紹介してゆきます。
     通常旅行会社ではここまで詳しく詳細をフリーでご紹介することはなかったと思います。やはりそのような情報が私達の糧となってこのビジネスをさせていただいているからです。
     ただこのコロナ禍で過去に撮り貯めていた写真を眺めていると、これらがただ色褪せていくだけなのがもったいないなぁ、それにどこも大好きな場所だから、もっともっと多くの日本の人たちに見て、体験して頂けたらなぁなどと考えるようになりました。
     ヨーロッパのハイキング旅行の企画・手配は、これまでもずっと私のメインの仕事ですので、この記事をご覧になってご依頼いただければとても嬉しく思いますが、ご依頼いただけなくても興味を持っていただけるだけでも嬉しく思えるようになりました。
     これらの情報をもとにして私達の手配なくても個人旅行している方はたくさんいらっしゃいますので、その人たちは是非ご参考にしていただいたらと思います。(※旅行手配依頼なしの質問だけというのはご勘弁ください!参考はこの記事にとどめて下さい!)
     またそれでも私達に旅行手配のご依頼をいただけるのでしたら、私達がこれまで培った現地ネットワークも駆使して、さらに最新の詳しい情報などをご提供できるものと思います。
     いずれにしましても、これらの場所へご旅行していただいて、お楽しみいただけることが、私達が一番やりたいことだということです。
     それでは、紹介ページのリンクを箇条書きにしてゆきます。どのコースも何度でも歩きたくなるような素晴らしいルートです。


     またロングトレイルで利用いただける山小屋の詳細を記していますので、
      ▼ご参考にしてみてください。
     ヨーロッパの山小屋について
     ヨーロッパの山小屋について Part.2
     ひとつ前のブログでご紹介したプティア山の西側に走るフネス谷※5、迫力あるオドレ山群※6の麓を歩き、南チロル料理も堪能できるハイキングルメ・ルートがあります。
     レンタカーがあれば、フネス谷の最奥(東奥)にあるザネス小屋駐車場(1680m)目指しましょう。路線バスならブレッサノーネ※7駅から約1時間でザネス小屋までアクセス可能です。路線バスは朝9:17着~18:17着まで1時間に1本あります。フネス谷に宿をとってもブレッサノーネに宿をとってもアクセスは簡単です。
     ハイキングは、ここから東へ歩き出しマルガ・ガンペン小屋(2026m)※1へ。標高差が約300m以上ありますので、約1時間30分ほどで歩けます。山小屋で小休止の後、今度は西へ向きを変え、迫力あるオドレ山群の麓を歩いてゆきます。約2時間ほどかけてマルガ・カスナーゴ小屋(2006m)※2オドレ小屋(1996m)※3がある開けた牧草地を目指します。途中オドレ山群直下のザレ場を歩きますが、ところどころ展望の良いところがありますので、展望を楽しみながらのハイキングになることでしょう。
     そしてマルガ・カスナーゴ小屋周辺からオドレ山群の展望は、このルート最高の写真スポットになります。マルガ・カスナーゴ小屋オドル小屋は5分くらいのところにあります。さらに30分ほど下っていくとデュッスラー小屋(1782m)※4があります。このあたりまで下りてくると森の中の小屋になりますが、それでも視界を木々に遮られることなくオドル岩峰の雄姿を楽しませてくれます。最後はさらに40分ほど下り、スタート地点のザネス小屋駐車場に戻ります。
     ▼こちらにハイキングコースの地図をあげておきます。
     所要:約4-5時間、距離:12.4 km、標高差:登り/下り594 m
     オドレ山群・ハイキングルメ・マップ
     ※短いルートも可能です。
    【寄り道スポット】
     ザネス小屋から路線バスに乗って20分ほどするとサン・マッダレーナ※8・フィラー/S.Maddalena Fillerバス停に止まります。
     フネス谷の路線バス2021年時刻表
    ここから歩いて20分ほど(オドレ山群と道を挟んで反対側)のところに、オドル山群を撮るには一番の日本でも有名なスポットがあります。またこの場所はオドレ山群の西側に位置していて、午前中だと逆光になるので、是非ハイキング後、午後の遅めの時間に訪れてみてください!※このブログタイトル上の写真がそこからの写真です。
     それからバス停近くに、フォンタフォン&ニーダーステッター/Vontavon & Niederstätterという村の小さなスパーマーケットがありますが、ここで売ってるシュペック(燻製ハム)は安くて味も絶品でした!バス待ちの時間があればお勧めです。
     さらに西側のサン・ピエトロ※9には、この谷一番の美味しいレストランがあります。
     レストラン・ピゾック/Restaurant Pitzock  オーガニックにこだわるフネス谷“スロー・フード”レストラン。シェフのオスカー・メスナー/Oskar Messnerさんの作る料理は見た目は美しく、味は繊細でいつもお腹だけじゃなくて心も満たしてくれます。特に新鮮なラム肉は、美味しいと評判です。

●山小屋のご案内
  • ※1 マルガ・ガンペン小屋/Malga Gampen(イタリア語)(2062m)
  • ガンペン・アルム小屋/Gampen Alm(ドイツ語)

  • ※2 マルガ・カスナーゴ小屋/Malga Casnago(イタリア語)(2006m)
  • グシュナーゲンハード・アルム小屋/Guschnagenhardt Alm(ドイツ語)

  • ※3 オドレ小屋/Rifugio Odle(イタリア語)(1996m)
  • ガイスラー小屋/Geislerhutte(ドイツ語)

  • ※4 デュッスラー小屋/Dusslerhuette(1782m)

  • ●南チロル郷土料理について  
  • シュッテルブロートバンドヌーデルン/Schüttelbrotbandnudeln
  •  シュッテルブロートというライ麦で作られた硬くてパリパリのパンを一度つぶして粉にして、再度その粉を生地にして平麵にしたのがこのシュッテルブロートバンドヌーデルンなのです。下の写真はホテル・ウティア・ド・ボルツの夕食時のもの。
     
  • シュルツクラプフェン/Schlutzkrapfen
  •  ライ麦と小麦粉から作られる生地のラヴィオリでほうれん草とリコッタチーズが餡。下の写真はレストラン・ピゾックの昼食時のもの。
     
  • ブックヴァイツェンラヴィオリ/Buchweizen-Ravioli
  •  蕎麦粉とセモリナ粉から作られたラヴィオリで餡はポテトで、トマトソース。下の写真はホテル・ウティア・ド・ボルツの夕食時のもの。
    ●地名の表記(文章内の地名はすべてイタリア語で統一しています。)
  • ※5 フネス谷/Val di Funes(イタリア語)
  • フィルネッサータール/Villnoessertal(ドイツ語)

  • ※6 オドレ山群/Odle(イタリア語)
  • ガイスラー山群/Geisler(ドイツ語)
  • オドレス山群/Odles(ラディン語)

  • ※7 ブレッサノーネ/Bressanone(イタリア語)
  • ブリクセン/Brixen(ドイツ語)

  • ※8 サン・マッダレーナ/San Maddalena(イタリア語)
  • ザンクト・マグダレーナ/St.Magdalena(ドイツ語)

  • ※9 サン・ピエトロ/San Pietro(イタリア語)
  • ザンクト・ペーター/St.Peter(ドイツ語)
  •  前回の記事、”ヨーロッパの山小屋について”に引き続き、私がお勧めする山小屋をさらに具体的に紹介させていただきます。各山小屋名をクリックすると、その山小屋のホームページにリンクしています。記載している山小屋以外にも素敵なほんとうに山小屋はたくさんあります。こうやって纏めていると早くまた行きたくなりますね。
    オーストリア、チロル
  • ゾールシュタイン小屋(1805m)
    •  私が夏の間いつも滞在していたゼーフェルトから近い山小屋で何度もお世話になりました。ロバートさんとジェニーさん夫妻が管理する 山小屋で、とても暖かく出迎えてくれます。山小屋はかなり改築も進んでいて山小屋と思えないほどきれいな内装で、扉の気密性も高いので、1階ダイニングの会話音は、上階の寝室まで届かないようになっていて、早目の就寝でも快適にお休みいただけます。ノルトケッテ山脈西側にあるグローサー・ゾールシュタイン(2541m)の麓に建つ山小屋で、テラス席からは、イン谷やステューバイ氷河などを見下ろす景色が素晴らしい。夕食後の夕暮れ時は、テラス席でビールを飲みながら語り合う仲間同士の姿が多くみられます。またロバートさんは親日派で東日本大震災の時は寄付もしていただいています。
  • ベルリナー小屋(2042m)
    • 1879年開業のとても歴史ある石造りの大きな山小屋です。この山小屋の魅力は何といってもツィラーターラーアルペンの3000m超の峰々と真近に迫る迫力ある氷河の大展望です。ヴァクセック氷河とホルンケース氷河、ヴァクセック氷河の背後にはツィラーターラーアルペン主峰のグローサー・メーゼラー(3480m)が聳えています。
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    イタリア、ドロミテ
  • プラットコーフェル小屋/サッソピアット小屋(2300m)
    • 2016年に改装しています。10年ほど前から通っていますが、改装前から十分きれいな山小屋でしたが、現在はホテルのようにさらに快適になっています。部屋は8-10名様収容のドミトリーから2-6名様収容の個室があります。場所はヨーロッパ最大の高層牧草地シウジ高原の南東に位置していて、山小屋名にもなっているプラットコーフェル山/サッソ・ピアット山(2969m)の麓にあります。テラスからはそのシウジ高原全域が見渡せとても開放的です。また東の方向に目を向けるとドロミテ最高峰マルモラーダ(3343m)の氷河も望めます。オーナー婦人のペトラさんはとてもフレンドリーで、若いスタッフたちもとてもよく教育されていて、山小屋ではとても快適に過ごせます。
  • ラヴァレッラ小屋(2050m)
    •  ドロミテのファネス谷の静かな場所に佇むこの小屋は、スタッフにはワインソムリエとビールソムリエがいて、山小屋内に地ビール醸造所もある拘りのまさにグルメ山小屋なのです。またこの土地はラディン文化というとても古い土着文化が今も残り言葉もラディン語、ドイツ語、イタリア語の3通りで表記されていて、同様に食文化も3つの良いところを取り入れているため、チロルとラディンのしっかり系のボリュームと味付けとイタリアンのフレッシュで自然な味付けが融合されていて、私の私見になりますが、一番好みの食文化と言えます。ロケーションも名峰や氷河といった見どころはないもののファネス谷は2000mを超える標高の高い谷なので、とても静かでとても癒されます。
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    フランス、ピレネー
  • エスピュゲッタ小屋(2027m)
    •  ガヴァルニー村から南へ行くとガヴァルニー圏谷ですが、圏谷を正面に見て左側(東側)へ標高差700mを登っていくと、高原状になっていて、この山小屋があります。ここからはガヴァルニーや下の建国からは見えない、スペインとの国境にある「ブレシェドロラン/ロランの裂け目」の展望があります。またここからさらに北東にはプティ・ピメネ山(2667m)、ピメネ山(2801m)があるので、早く山小屋に着いた場合は、ここに登るのをお勧めします。
    スペイン、ピレネー
  • ゴリッツ小屋(2200m)
    •  フランス側からスペイン側へと国境越えのハイキングをする時には必ず宿泊する山小屋です。スペイン側の壮大なオルデサ渓谷の景観を見下ろせる場所にある山小屋で、周辺では羊の放牧が盛んなので、数多くの羊に出会えます。こちらは国境越えの縦走歩きのハイカーも、石灰岩質の山ヨーロッパ最高峰のモン・ペルデュ(仏語)/モンテ・ペルディード(西語)登頂を目指す登山家のベースとしても利用されるため予約の取りにくい山小屋と言えます。山小屋の設備も質素で、最低限の設備となっています。
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    イタリア、アオスタ
  • エリザベッタ小屋(2195m)
    •  ツールドモンブランを歩いた人に一番良かった山小屋は?と聞くと多くの人がこのエリザベッタ小屋を挙げます。食事が美味しいのは当然で山小屋からはモンブランから流れ出る大迫力のグラシエ氷河の展望があり、見下ろすと美しいコンバル湿原をの展望があります。またモンブランに最も近いイタリア側の町、クールマイユールからもとても近いためツールドモンブランを歩いていない人も宿泊に来る山小屋で、モンブラン周辺では一番人気の山小屋なので、宿泊される場合は必ず予約が必要ですが、シーズン中は結構満室です。
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  • シャリーン小屋(1943m)
    •  ツールドファッレーレのルート上にあり、2006年に古い山小屋を改築しているのでとてもきれいな山小屋です。ドミトリーの部屋内にもそれぞれ洗面所、トイレ、シャワーがあるのでとても便利です。充電できる電源もあります。また小屋からはモンテ・チェルビーノ/マッターホルンなどスイスとイタリアの国境に聳える4000m級の名峰が眺められます。また山小屋正面でオーナー親戚家族が200頭の牛を飼っていて、そのミルクから作る美味しいDOCフォンティーナチーズが食事にも出してくれるのが嬉しい。また事前にチーズ小屋を見学したいというと案内してくれ、乳絞り体験も体験できるかもしれません。
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    スイス
  • フルアルプ小屋(2620m)
    •  山小屋というよりも山岳ホテルと呼んだ方がいいでしょう。食事があまりぱっとしないスイスの中ではとても美味しい食事を提供してくれます。部屋もドミトリーから個室まであります。この山小屋の魅力は何といってもマッターホルンを真正面に眺められることです。さらに少し下るとシュテリー湖(2537m)があり、天気のいい朝は、一般ハイカーで賑わう前に、湖に映る逆さマッターホルンを静かにご覧いただける可能性があります。

      この山小屋に立ち寄るプランはこちら!
    ■他にも山小屋について書いたお勧めの記事です
    ヨーロッパの縦走路/ロングトレイルについて
       いつもこの時期は、ヨーロッパの手配で忙しくしていたり、お客様の引率をしていたりと忙しくしていました。去年と今年はとても残念ですが、海外へも行けずに妄想するしかありませんね。そこでこれまでヨーロッパ・アルプスのオーストリア・チロル地方、イタリア・ドロミテ地方、イタリア・アオスタ地方、スイス・アルプス、フランス・シャモニー周辺、フレンチ・ピレネー地方、スペイン・ピレネー地方と色々な国で、多くの山小屋を利用させていただいた経験から2回にわたって山小屋についての記事を書かせていただきます。
       ただヨーロッパにある全ての山小屋を利用したわけではないので、どこの山小屋が本当に一番なのかなどとは語ることができませんが、あくまでも私の主観で感じた、これまで利用した山小屋の詳細やイメージ、楽しかった過ごし方などを書かせてもらおうと思います。
       それではヨーロッパの山小屋に関して具体的に書いていきたいと思います。
      ■山小屋の部屋タイプ
    • ドミトリータイプ(男女相部屋の場合もございます):マットレス、ベッド(2段ベッド含む)、毛布と枕はあります。
    • 個室タイプ:シャワー付きの2人部屋から2段ベッドなど数個設置され10人部屋くらいまで様々です。
    •  ※ヨーロッパの山小屋をご利用の場合、利用者がそれぞれシーツ(インナーシーツ、寝袋状のもの)を持参することが礼儀となっております。これは寝具を汚さないようにするマナーの為です。日本の旅行会社によっては、そこまで詳しくお客様への持参要請をしていないところが多いのですが、ヨーロッパでは持参するのが当然のことで、持参していなければとても失礼なことだということを予め覚えておく必要があると思います。※ただしシーツのサービスがある個室ご利用の場合は持参不要です。

      ■山小屋の設備
    • トイレ:各階に2~3個あるところが多い。収容人数に比べるとそんなに多くはない。
    • シャワー:多くの山小屋で石鹸や歯磨き粉もご使用いただけます。(有料:3~5euroくらい/約5分、フロントでトークン(コイン)を購入してそれを投入しシャワーが起動するところが多く、数分シャワーが流れて、数分休み(その間に体を洗う)、再度数分流れるシャワーもあります。)

    • 洗面所:多くの山小屋で石鹸や歯磨き粉もご使用いただけます。

    • 乾燥室:濡れた雨具や群れた登山靴を乾燥してくれます。
    • ※こちらは乾燥室ではありませんが、乾燥室内も同様のイメージです。
    • 電源:電源はどこも多くはないので、仲間でたこ足コンセントを用意すると便利です。

    • WIFI:山小屋によっては有料でWIFIを飛ばしているところもありますので、予めご確認ください。ただしWIFI回線はとても弱く、画像などUPができないことが多いです。
    • 山小屋によってサウナを設置しているところもあります!

      ■山小屋の食事
    • 夕食は、ほとんどの場合コース料理(前菜またはスープ+メイン+デザート)
    •  ※ピレネーなどでは、グループ毎に大皿や大鍋で配膳されて、各自取り分けなければならないことが多いですが、チロルやドロミテでは個々に皿に盛り付けられて配膳されるところが多いです。ただし例外もございます。
       ※ビールやワイン、ノンアルコール飲料などは別料金で販売されています。日本の山小屋の料金と比較するとアルコール飲料は半額くらいのところが多いです。標高が高いところが多いので飲みすぎに注意しましょう!


    • 朝食はほとんどの場合、コールドビュッフェとなります。ただし例外もございます。
      ■山小屋での過ごし方
    • 受付(チェックイン)山小屋スタッフに予約名を告げ、山小屋によっては山小屋での個人追加支払用(飲料代など)の伝票になるオーダーカードを配ってくれるところもあります。このオーダーカードを使ってチェックアウト時または就寝前に精算することになります。また多くの山小屋は室内履きに履き替えますが、人数分の用意をしているところが少ないため、室内履きを持参することをお勧めします。
       一度ギターが弾けた私はスペインの山小屋のバルコニーで日本人とスペイン人総勢30名くらいで夕食後に大合唱したことがありました。またある山小屋では、日本人のマッサージは欧米よりも強めで山小屋スタッフは経験が少なく、試しにスタッフに肩もみをしてあげると、とても気に入ってもらいお酒を奢ってもらって盛り上がったこともあります。こんな山奥でも文化交流ができるのは山小屋を利用する一番の特典ではないでしょうか?

    • チェックイン後~シャワー日本のグループは15~16時くらいに山小屋に到着することが多く、夕食は18時(ピレネーは19時)くらいからなので、それまでの間、濡れた衣服を乾かしたり、シャワーを浴びて寛いだりできますが、多くの場合、小休止の後は、日本人に限らずどのグループもダイニングに集まって宴会のようになって楽しんでいるところをよく見かけます。シャワーのない山小屋では持物リストで上げているウェットティッシュよりも大きく丈夫な「赤ちゃん用のおしり拭き」がお勧めです。

    • 夕食飲み物は宿泊料金(1泊2食付)に含まれておりませんので、別途注文して、オーダーカードがある山小屋では、スタッフに注文したものを記入してもらいます。

    • 消灯消灯時間は22時のところが多いのですが、日本人の方は少し早く21時くらいに寝られることが多いです。

    • 起床日本人のお客様は時差のせいもあって、早く寝るため起床も早くなる傾向にあります。早く起きてごそごそとナイロン袋の音をさせたりしているとほかのお客様(相部屋の場合)にとても迷惑をかけてしまいます。もし早く起床してしまった場合は、上着を着て外に出てください。山小屋でしか見れない素晴らしい朝の景色に出会えます。

    • 朝食コールドミールビュッフェのところがほとんどで、山小屋スタッフが配ってくれるところもあります。

    • お弁当、ピクニック山小屋に前日リクエスト(有料)しておいて、翌朝受け取るか、日本からアルファ米などの持参のお勧めします。アルファ米は水でも戻るので、私もよく「おこわ」などを持って行っていました。ただし道中山小屋が営業している個所もあります。その場合は、山小屋で温かい料理をいただけます。

    • チェックアウト部屋に忘れ物がないかチェック。ごみを放置してゆかないことも当然のルールです。

      ■山小屋宿泊時の持物リスト ※通常山行準備リストにあるものは含めていません。
    • インナーシーツシルク製は高額ですが軽量で小さいので持ち運びやすい。
    • 室内履きスリッパなど、私の場合はクロックスです。
    • ヘッドランプ夜間の山小屋内移動に便利です。
    • たこ足コンセントグループで1つでいい。
    • アルファ米翌日お弁当が必要な場合は、お勧めです。
    • タオルシャワー用、私の場合大きめのスイミングタオル(速乾性)を使用しています
    • ウェットティッシュ私の場合、赤ちゃん用のおしり拭きが丈夫で気に入っています。
    • 充電器充電器電源がない山小屋もありますので、充電が必要な方は充電器のご持参をお勧めします。
     次回はヨーロッパ各地にあるお勧めの山小屋について具体的に書いてみます。
      ▼
     ヨーロッパの山小屋について Part.2はこちら!


     他にも山小屋について書いたお勧めの記事です。
     ヨーロッパの縦走路/ロングトレイルについて
     walkworldでは、新潟県、かつて金山で栄えた島、佐渡島を歩くプランをご紹介します。この島を歩く最適な時期は5月上旬から6月中旬。特に雪解け後の5月中旬はたくさんの花が咲き乱れ、まさに『花の島・佐渡』という言葉がよく似合います。この時期を逃しても4月下旬から11月中旬の雪のない時期がシーズンとなります。特に秋の紅葉シーズン(10月下旬~11月上旬)も春同様にお勧めです。

  • 大佐渡縦走と「花の島・佐渡」を満喫 3日間
  • テーマ:花の島を歩く
  • レベル:体力3、技術1
  • 旅行代金は、ご希望の時期や人数によって異なりますので、お問い合わせください!
  • 宿泊先のご案内
  • 【ドンデン山荘】
    絶景の佐渡に出会える天空の山荘
    【ホテルニュー桂】
    お部屋からは日本百景のひとつ『加茂湖』の眺望

       ツアーのご紹介!
     このツアーでは、日本海の大展望と周辺の花々が美しいドンデン山荘にご宿泊していただきます。そして翌日は、大佐渡縦走路をたっぷり歩いて白雲台まで縦走していただきます。最終日のフェリーは14:30の出発なのでそれまで回れなかった場所もご希望に応じて回っていただけます。
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    【1日目】 <食事:朝:× 昼:× 夕:〇>
    伊丹空港9:20→<ANA1657便>→新潟空港10:25
    新潟空港11:15→<ミニライナー>→11:40新潟港 
     700円(お客様払・予約要)
    新潟港12:55→<ジェットフォイル>→両津港14:02
     ※昼食は新潟港などで自由食
    専用車手配 両津港→<ドンデンリンクライン>→ドンデン山荘
     2500円(2名様以上の場合の1名様料金/お客様払・予約要)
    ご到着後、ドンデン高原自由散策、ドンデン高原は花が多く翌日の縦走に備え無理なく周辺を散策してみましょう!

    ドンデン山(高原)
     大佐渡山地中央に位置するタダラ峰(標高934m)の愛称。険しい山々が連なる大佐渡山系で、唯一の穏やかな山として親しまれるドンデン山。不思議な響きの名前は、頂上が丸い山という意味の「鈍嶺(どんでん)」からきています。山頂部はなだらかな高原になっていて、牛が放牧されています。山花の楽園としても知られ、カタクリやシャクナゲ、シラネアオイなど、高山植物や野草が多種自生しています。日本海に沈む美しい夕陽が一望できることでも有名です。
    ドンデン山荘泊
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    【2日目】  <食事:朝:〇 昼:〇/弁 夕:〇>
    大佐渡縦走 ハイキング所要時間:約6-7時間
    ドンデン山荘(934m)…マトネ(938m)…金北山(佐渡最高峰1172m)…白雲台(840m)
     ※昼食は山荘でお弁当をご用意します

    白雲台16:55→<金北山ライナー>→17:45椎崎温泉
     1200円(お客様払・予約要)
    徒歩でホテルへお進みください(約5分)
    ホテルニュー桂泊
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    【3日目】  <食事:朝:〇 昼:× 夕:×>
    専用車手配 両津9:00→10:00大佐渡石名天然杉 約1時間

    「大佐渡石名天然杉遊歩道」散策 所要:約1時間
     標高約900mの高地に「大佐渡石名天然杉遊歩道」があります。登山口から全長約1800mのコース。500mほど緩やかな登りの後、650mの天然杉巨木の遊歩道が周回で整備され、約90分で景色を堪能しながら歩くことができます。
     遊歩道内では、象牙杉、四天王杉、大黒杉、家族杉、羽衣杉などをはじめとし、無数の天然杉の巨木が散策者を出迎えます。自然が作り出した天然杉のオブジェをお楽しみください。


    大佐渡石名天然杉11:00→12:00両津
     ※昼食は両津で自由食
     小型タクシー貸切プラン3時間/1台:18000円
    両津港14:30→<ジェットフォイル>→新潟港15:37
    新潟港15:50→<ミニライナー>→16:15新潟空港
     700円(お客様払・予約要)
    新潟空港17:45→<ANA1662便>→伊丹空港18:55
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     そのほかのお勧めスポット

     大野亀トビシマカンゾウ(5月下旬から6月中旬が見頃)
     外海府の海岸を北上すると、その圧倒される姿が目に飛び込んできます。大野亀の「亀」は、神(アイヌ語でカムイ)の意味に通じるとされるように、まさに神々しい姿です。近づくとより一層、その大きさが分かります。何と1枚の巨大な岩でできているのです。標高は167mで、頂上まで登ることもできます。頂上には、善宝寺石塔があり、360度の眺望が楽しめます。



     宿根木(島南部/古い街並みが魅力)
     宿根木が最も繁栄したのは、西廻り航路の全盛期であった江戸時代後期から明治初期です。その頃の宿根木は船持ちと船乗り、そして船大工や鍛冶屋、桶屋等多くの人々が居住し「高密度な都市的集住空間」を整え全村が廻船(かいせん)業に携わった生活を営んでいました。 この時代に、現在の宿根木の町並みが形成されました。千石船によって、尾道(広島県)から運ばれた舟つなぎ石や石鳥居などの集落内の文化財をはじめ、公開民家「清九郎家」「金子家」、その他集落のすみずみに廻船業によって栄え、かたちづくられた歴史と文化が色濃く残されています。


    その他の観光スポット

    北沢浮遊選鉱場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)
     相川の北沢地区には発電所やシックナーなど鉱山の近代化に貢献した施設群(国の史跡)が密集しています。もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった浮遊選鉱法を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化に成功したものです。戦時下の大増産計画によって大規模な設備投資がされ、1ヶ月で5万トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」とうたわれました。


    トキの森公園
     トキに関する施設が点在します。「トキ資料展示館」には、保護増殖、野生復帰などの資料を多数展示。「トキふれあいプラザ」は、ケージ内で飼育されているトキを間近に観ることができる人気スポット。日本産最後のトキ「キン」の顕彰碑が立つ園内散策もおすすめ。佐渡産枝豆で作る売店の「枝豆ソフト」も人気です。



     walkworldでは、海外旅行企画手配だけでなく、国内企画手配旅行も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!
      TEL : 078 392 2008
      FAX : 078 391 0643
      walkworld@atabi.co.jp(担当:井上)



      藤田ガイド

      女子ハイク・登山ガイド紹介
      藤田真紀(ふじたまき/日本山岳ガイド協会認定ガイド)
      『自然を感じる、心広がる旅へとご案内』をテーマに国内のみならず、世界の山々をご案内しています!一般的な観光旅行では出会えないような自然や文化に触れていただけるよう心がけています。


    GWくじゅう連山と法華院温泉(大分県)
  • 日程:2021年5月1日(土)夜発/5日(水)朝着(船中2泊+現地2泊5日間)
  • 旅行代金:85,000円(5名様以上/お一人様料金)
  • 料金に含まれるもの: ガイド代 (企画手配含)・指定の食事・宿泊(法華院温泉山荘:相部屋/三船温泉城山)・さんふらわー往復(ツーリスト利用)・レンタカー代(ガソリン代も含まれます)
  • 料金に含まれないもの)傷害保険料金・表記にない食事など
  • 集合場所:神戸港(六甲) 17:30神戸港アクセスはこちらをクリック!
  • 持ち物リスト:末尾に表示しています
  • その他:お茶&バーナーはこちらで用意しています。ランチなど温かいものが欲しい方はバーナーを使ってお湯を沸かすことができます。お水や水筒はご用意ください。法華院温泉山荘では給湯はできるようです。
  • 宿泊先のご案内
      (1泊目)法華院温泉山荘
      正面に大船の山を望み、坊がつる讃歌やミヤマキリシマで古くから多くの登山者に親しまれ、またくじゅう連山登山の中心として四季を通じて人気のあるお宿です。九州で一番高い場所にある温泉(1303m)は、山歩きで疲れた体をほぐしてくれます。風呂からは正面に大船・平治・立中の三山が目に飛び込みます!雲のない夜には満点の星空が望むことがき、ゆっくりとした時間をお過ごし頂けます。夕ご飯の後、坊がつる讃歌を合唱しましょう!
      (2泊目)三船温泉・民宿城山
      アットホームな民宿で、九重山の眺めが良く、炭酸水素塩泉の温泉や自家栽培野菜を取り入れた田舎会席料理など総合的にもとても評判の良い民宿です。


  •  ツアーのご紹介!
     大分県にある九重山は、九重山群の総称、阿蘇国立公園にある日本百名山です。九州本島の最高峰の中岳(1791m)とその他三俣山(1744.7m)、久住山(1786.5m)の主峰を2日間(1日目:約4時間・2日目:約5時間)に分けて縦走し、人気の「法華院温泉山荘」に宿泊します。下山後は湯布院や別府の観光へ!

    ■スケジュール詳細
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    【1日目】5月1日(土) <食事:朝:× 昼:× 夕:×>
    神戸港集合17:30
    神戸港出発19:50発 ~~~<夜行フェリー>~~~
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    【2日目】5月2日(日) <食事:朝:× 昼:× 夕:〇>
    ●くじゅう連山登山1日目
    ~~~<夜行フェリー>~~~ 大分港7:20着
    大分港 → 牧ノ戸峠 (77㎞/約2時間
    ) 牧ノ戸峠(1330m)・・・沓掛山・・・扇ヶ鼻分岐・・・西千里ヶ浜・・・
    久住分れ・・・▲久住山(1786m、九重山主峰)・・・
    ▲中岳(1791m、九州本土最高峰)・・・久住分れ・・・北千里浜・・・
    法華院温泉 到着
    【歩行時間 約5.5時間、+548m/-600m、9.4㎞、】
    ※休憩時間は含まれません
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    【3日目】5月3日(月祝) <食事:朝:〇 昼:弁 夕:〇>
    ●くじゅう連山登山2日目
    法華院温泉・・・諏蛾守越(スガモリゴエ)・・・▲三俣山(1744.7m)・・・
    ・・・諏蛾守越・・・久住分れ・・・扇ヶ鼻分岐・・・沓掛山・・・牧ノ戸峠
    【歩行時間 約5時間、+662m/-607m、9.1㎞、】
    ※休憩時間は含まれません
    牧ノ戸峠 → 三船温泉・城山(28㎞/約40分)
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    【4日目】5月4日(火・祝) <食事:朝:〇 昼:× 夕:×>
    三船温泉 → 湯布院(47㎞/約1時間)
    ●湯布院・別府観光
    湯布院 → 別府(25㎞/約40分)
    別府 → 大分港発(12㎞/約20分)
    大分港19:15発~~~<夜行フェリー>)~~~
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    【5日目】5月5日(水・祝) <食事:朝:× 昼:× 夕:×>
    ~~~<夜行フェリー>~~~神戸港6:35着
    到着後自由解散
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     持物リスト・必ず必要な装備
    ザック  ーーーーー 35リットル以上
    ザックカバー
    登山靴  ーーーーー 防水のハイカットシューズ
    レインウェア(セパレート)ーーーーー 雨の日だけでなく防寒着としても使えます
    ストック ーーーーー 使えるようになると疲労が軽減されます
    スパッツ ーーーーー 雨の日の泥除けの他、寒い時には足首を保温してくれます
    サングラス ーーーーー 強い紫外線から目を保護
    携帯電話 ーーーーー 充電用のケーブルやバッテリーも必要
    防寒着  ーーーーー フリースやダウン、ソフトシェル、その上にレインウェアで対応
    防寒具  ーーーーー 手袋やニット帽、ネックウォーマー(手首足首を保温するもの)
    下着   ーーーーー 枚数はお任せ
    タオル  ーーーーー 手拭いの方が乾きやすく軽い
    地図とコンパス ーーーーー 事前に予習をしましょう
    折り畳み傘 ーーーーー 山以外で利用
    健康保険(コピー)
    ペーパー(適量)ーーーーー トイレットペーパーでOK(芯を取り必要な分だけ??)
    ヘッドライト  ーーーーー 小屋の夜は早いのです(かえのバッテリーも用意)
    ゴミ袋  ーーーーー ナイロン袋、ジップロックが便利(雨の日に備え防水用としても)
    水筒(水)ーーーーー 小屋に頼めば水やお湯がらえます(有料の場合もあり)
    コッヘル
    洗面具   ーーーーー 石鹸、シャンプー、歯磨き粉などが使えない山小屋は多い
    化粧品   ーーーーー最低限にカスタマイズして
    日焼け止め   ーーーーー高い山の上は紫外線が強いので必ず用意
    行動食(嗜好品)ーーーーー 自分のテンションを上げる意味でも
    常備薬   ーーーーー 目薬や内服薬(ガイドから薬は提供できません)
    眼鏡、コンタクトレンズなど ーーーーー コンタクトは使い捨てが便利
    山小屋宿泊は、インナーシーツーーーーー 就寝時布団の間に使います
    お金    ーーーーー財布は小さく必要なものだけ(濡れない工夫も)
     山小屋の中での過ごし方(withコロナ)
    ・発熱、咳、風邪などの症状がある場合は、宿泊できません
    ・山小屋内では、必ずマスクを着用
    ・消毒アルコールやシートを用意
    ・各自インナーシーツ(寝具)を持参
    ・ゴミは持ち帰りましょう!
    ・大きな声をださないようにしましょう
    ・消灯時間前には次の日の用意をしておきましょう
    ・石鹸、歯磨き粉は使えないところもあります
    ・山の上の水は貴重です。無駄遣いはやめましょう!
     あったらいいもの
    ・汗を拭くボディシート(最近は大判もあります)
    ・クレンジングシート(顔拭き用)
    ・小銭(100円玉/有料のチップ制のトイレがある場合用に)
    ・ウェットティッシュ(石鹸が使えないときに)
    ・ジップロック(大きなものや小さいもの、雨の時やゴミ袋としても)
    ・スタッフバック(荷物の小分け用、山小屋の早朝や夜静かに荷造り)
    ・スポーツタイツ(乳酸の蓄積を防ぎ疲労の軽減)
    ・高度計が見れる時計
    ・地図アプリ
    ・ナイフ
     ※山小屋泊の装備になっていますが、法華院温泉山荘では特にインナーシーツの用意は必ず必要ではないようです。もしお布団の使用が気になる方はインナーシーツをご用意ください。

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    旅行企画・実施・お申込・お問い合わせは
    株式会社セントラルツアーズ、walkworld事業部
    兵庫県知事登録第2-230号
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    アイギュアイエ湿原に流れ込むアネト氷河の水

    アイギュアイエ湿原に流れ込むアネト氷河の水

       ピレネー山脈最高峰・アネト山は標高3404mでスペインで3番目に高い山です。アラゴン州のべナスケ谷の東側に位置し、北斜面にはピレネー山脈最大の氷河があります。
       このアネト山の雄姿を眺めるハイキングコースは、べナスケ谷を走る路線バス(6月下旬~9月中旬まで、1日6便ほど運行/片道8.2euro、往復12.5euro)で、ベスルタ終点まで行きます。※オスピタル・ド・べナスケという3星ホテルまで一般車でも入れますが、それ以降は許可車のみなので、べナスケの町からは、この路線バス(許可車)に乗ってベスルタまでアクセスすることになります。
       ハイキングはこのベスルタバス停から始まります。アイギュアイエ湿原を目指します。直接この湿原を目指せば約1時間~1.5時間で、アイギュアイエ滝を経由してアイギュアイエ湿原へと辿り着けますが、アネト山登頂する登山者が多く宿泊するレンクルーサ小屋(2138m)を経て、峠を一つ越えてアイギュアッツ湿原経由でベスルタに戻るループコースだと約3-4時間のそれほど難しくないハイキングが楽しめます!峠を越えて下りはじめると、広く開けた湿原を見下ろせとてもきれいです。
      湿原を経てすぐに迫力ある滝がありますが、この滝から流れ落ちる水は伏流水になり、東側のヴィエリャ側から再度流れ出しているようです。さらに下っていくとベスルタ道路が通る谷の向こう側に見える山々の景色も素晴らしく、最後まで楽しいハイキングをお楽しみいただけます。
    ※今回はギャラリー形式にしてみました。クリックすると大きくなります!ご覧ください。
       こんにちは、今回は【チロルの古くから続く羊の移牧文化】についてご紹介します。
       オーストリア・チロル州(北チロル+東チロル)とイタリアの南チロルは、かつてはひとつのチロルでした。その北チロルのエッツ谷の最奥に位置するフェント村と南チロルのシュナールス谷は、今も昔も変わらず牧羊文化で深く繋がっています。
       そして毎年9月の第2週末には、今年も無事に移牧が終わり戻ってこれたことを祝い、南側のイタリアのシュナールス谷では村を挙げてのお祭りが開かれます。

      よく見るとすごい数の羊たちが3000mの峠を越えて下山してきます

      2014年のお祭り時の動画はこちら!

       ▼

      クルツラスの村ではビール片手に羊の下山を祝ってお祭りを楽しんでいます

      下山した羊たちは檻の中へ追い込まれます~仕分け

      このお祭りは9月の第2日曜日にクルツラスで、第2土曜日にもう少し谷を下っていくとフェルナーグト湖というきれいな湖がありその湖畔の村でも開催しています。クルツラスからさらにフェルナーグト湖畔までゆっくりと下りのハイキングもお楽しみいただけます!
      フェルナーグト湖

      クルツラスから続く登山道から見下ろすフェルナーグト湖はとても青くてきれいです

      フィナイルホフ

      フェルナーグト湖を見下ろせるフィナイルホフで美味しいランチがお楽しみいただけます!

      フェルナーグト

      フェルナーグトの集落

       そしてこのルートが含まれる山小屋縦走コースのツアーも作りました。北チロル(オーストリア)から南チロル(イタリア)へ国境を越えて、さらに古くからの羊の移牧文化をたどるルートです。

     このコースを取り上げたプランはこちら!

      ▼

     こんにちは、ホームページを来年2021年用に更新しています。
    新コースを追加したり、各コースのギャラリーの写真をさらに追加したりと、この時期だからできることをコツコツ始めました。こんな感じなので、もし将来のヨーロッパ旅行の相談がありましたらいつでもどうぞ!

    写真はインスブルックの街中を走るトラムです。昔と全く変わってしまってカラフルです!

     ヨーロッパ・ハイキング特集です!ヨーロッパでは色々な言語で縦走路を意味する言葉があります。さらに高い/高所の意味がイタリア語でALTAフランス語でHAUTEドイツ語でHOEHEとそれぞれ言います。そしてヨーロッパ各所には、これら高所をつなぐ山岳ハイキングルートが、きっちりと整備されて存在しています。

    ※各国語、高所縦走路の呼び方

  • ALTA VIA/アルタ・ヴィア(イタリア語)
  • HAUTE ROUTE/オート・ルート(フランス語)
  • HOEHENWEG/ホーエンヴェーグ(ドイツ語)
  • HIGH ALPINE ROUTE/ハイ・アルパイン・ルート(英語)


  •  walkworldが選んだヨーロピアン・ロング・トレイル
    (ヨーロッパ・ロング・ハイキング・ルート)ベスト3

    1. TOUR DU MONT BLANC(TMB)/ツール・ド・モンブラン/約170㎞
    2. ALTA VIA DOLOMITI  No.1 /アルタ・ヴィア・ドロミテ/約150㎞
    3. HAUTE ROUTE/オート・ルート/約180㎞


    4.  ヨーロッパでもっとも有名な山小屋縦走路は何といってもTOUR DU MONT BLANC(TMB)/ツール・ド・モンブラン/約170㎞ です。
      ただこの縦走路のフランス側はフランスのHAUTE ROUTEの一部、イタリア側はイタリアのALTA VIAの一部ということになります。

      ツール・ド・モンブランのツアーはこちらをクリック ツール・ド・モンブランの道標

       次にイタリアでALTA VIA/アルタ・ヴィアという言葉を使用したルートで 最も有名なのはALTA VIA DOLOMITI  No.1 /アルタ・ヴィア・ドロミテ/約150㎞です。

      アルタ・ヴィア・ドロミテNO.1ツアーはこちらをクリック

       実はALTA VIA DOLOMITI NO.1とありますが、このほかにNo.2~6まで存在しています。 もちろんイタリア中に別のALTA VIA~もあちらこちらに存在しています。
      写真は、ALTA VIA DOLOMITE NO.1のセネス小屋正面の牧草地はかつて軍用の滑走路


       続いてフランス語を使ったHAUTE ROUTE/オート・ルートで最も有名なのは、シャモニー~ツェルマット/約180㎞を繋ぐルートです。ただ、フランス中 には別のオート・ルートも多く存在します。
      特にフランス国内ではHRP=オート・ルート・ピレネー(GR10)/全長約800㎞やコルシカ島を南北に縦断するのGR20/約180㎞がとても有名です。

      ピレネー国境越えツアーはこちらをクリック
      写真は、 ピレネー、フランス側 GR10ゴーブ谷の南端の秀峰ヴィニュマレ峰


       HOEHENWEG/ホーエンヴェーグはドイツ語ですが、ドイツには高い山が少なく、オーストリアのチロル州や、イタリアのドイツ語圏・南チロル州のドロミテに多くあります。 中でもオーストリアのチロル州を東西に連なるADLERWEG/アドラー・ヴェーグ/約300㎞(イーグル・ウォーク/英語名)は最も有名で、そのコースの南側にあるツィラータールのZILLERTALER HOEHENWEG/ベルリナー縦走路/約85㎞やシュテューバイタールのSTUBAIER HOEHENWEG/シュトューバイアー・ホーエンヴェーグ/約100㎞も迫力ある氷河を眺めながらしっかり歩け、またツール・ド・モンブランなどの人気コースに比べ人も少なく静かに歩けるルートとしてもとても有名です。

      ベルリナー縦走路ツアーはこちらをクリック
      写真は、ベルリナー縦走路で最も有名なベルリナー小屋

       また、こちらは高所ではありませんが、チロルらしい牧歌的な風景が広がるLECHWEG/レッヒ・ヴェーグ/125㎞はレッヒからドイツのフュッセンまで続く下り主体のルートで、 この周辺でも特に水のきれいなレッヒ川に沿って歩けます。さらにアルプスの山々も眺め、この土地で古くから生活を営む農家が点在する温かい雰囲気の谷を歩け、宿泊もペンション(民宿)からホテルまで選択肢が多く、食事も美味しくおもてなしも素晴らしいヨーロッパ内でもとても人気があるコースなのです。

       HIGH ALPINE ROUTE/ハイ・アルパイン・ルートはヨーロッパでとても山歩き好きなイギリス人が付けた英語名で全てのルートに該当します。

       あなたはどんなルートに魅力を感じられますか?


       上記以外にも、私のイチオシはイタリア北部のアオスタの近郊にある TOUR DU MONT FALLERE(TMF)/ツール・ド・ファッレーレ/約35㎞からはアルプスの名だたる名峰の山々、モンブラン、グランドジョラス、チェルヴィーノ(マッターホルン)、グランパラディーゾなどを望めることができ、さらに山小屋のクオリティーも素晴らしく最高の山小屋縦走旅行を約束してくれます。

      ツール・ド・ファッレーレ・ツアーはこちらをクリック

        walkworldではこれらの縦走路の宿泊手配、荷物の搬送手配、ガイド(英語)の手配、ルートのご案内(地図をお作りします)まで、お客様のご希望の日数や難易度に応じてカスタマイズしてご案内させていただきます。

       ※ただしルートのご案内だけは致しかねます。宿泊、搬送、ガイドなどの手配のうち2つ以上のご依頼からご相談に応じさせていただきます。
       何卒ご理解のほど、よろしくお願い致します。


        TEL : 078 392 2008
        FAX : 078 391 0643
        walkworld@atabi.co.jp(担当:井上)