イタリアの観光地ヴェネチアのローカルな飲み方バーカロ巡りについて書きたいと思います。
ヴェネチア、英語読みでベニス。そうイタリアNO.1のディズニーランドのような観光地です。玄関口は列車ならサンタ・ルチア駅、車ならローマ広場、飛行機ならマルコ・ポーロ空港と毎日世界各地からとても多くの人が訪れています。
ヴェネチア本島の玄関口、サンタルチア駅
観光地の中心はサン・マルコ広場です。ヴェネチア本島の中には、たくさんの道しるべがあるので主要な場所の名前を知っていれば簡単に移動できます。むしろ地図をもたない方が、いいかもしれません。一般的に観光客の多くはサン・マルコ広場を目指し、ドゥカーレ宮殿を見学したり周辺でショッピングを楽しんでいます。
ヴェネチア本島で最も賑わうサンマルコ広場
それに対して私の場合は飲むのことが大好き、ということで、ヴェネチア伝統文化バーカロ巡りを楽しみます。バーカロ巡りとはいわゆる「バー巡り」のことで、おつまみ(フィンガーフード)のことをチケッティ、飲み物(グラスワイン)のことをオンブラといいます。
夕暮れ時から特に賑わうバーカロ
オンブラについて説明すると、このヴェネチアのあるヴェネト州は、発砲ワインの主要生産地でハウス・ワインで発砲ワイン(微発泡)をたった1euro(約130円)ほどで楽しめます。有名なヴェネト産発砲ワイン、プロセッコも3euro(約390円)ほどで楽しめるのです。
とあるバーカロ内の黒板、飲み物メニュー
発砲ワインにはコロッケなどの揚げ物がほんとうによく合います。上の写真のメニューにもありますが、左が赤ワインで右が白ワインですが、赤も白もハウスワインは0.9euro(約120円)ほどで飲めてしまうので、飲んだくれには嬉しい限りです。ヴェネト産のワインで言うと赤ワインはヴァルポリチェッラ/3euro(約390円)、白ワインはソアーヴェ/3.2euro(約420円)ほどでいただけるので、ついついグイグイ飲んでしまいますね。
チケッティ(フィンガーフード)、バーカロ、ヴェネチア
このバーカロ文化のおかげで、何度ヴェネチアに行っても主要な観光へはそこそこに終え、毎回飲んだくれているので、ガイドブックに書いてあることをあまり知りません。(笑)
そして翌朝二日酔いで行く場所は、リアルト橋の向こうにある市場、魚介類から山のものまで何でも揃っていて、食材が豊富なのがわかり、見ているだけで楽しめます。
ポルチーニ茸、リアルトのマルシェ
鮮魚も豊富に揃う、リアルトのマルシェ
そんな食べ物をテーマにしたヴェネチアの旅もお勧めですよ。
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