なかなかヨーロッパの記事が書けない状況なので、これからは関西近郊の魅力的な場所を少しずつご紹介してゆこうと思います。
     これまでこのブログでも熊野古道六十里越街道などの有名どころをご紹介してきましたが、やはり京都や奈良に近い関西近郊には、他にも魅力的な場所がたくさんありますね。
     今回はJRで簡単にアクセスできる琵琶湖の南、滋賀県大津から草津にかけての旧東海道を歩いてきました。
     出発は、大津宿本陣跡、ここにはもう本陣の建物はなく、石碑があるだけの場所です。ここから天孫神社、平野神社、義仲寺の順で旧東海道を歩いてゆきます。この後、膳所(ぜぜ)に入りますが、ここ大津市膳所には5つの神社があってちょうどこの日5月3日は「5社まつり」が開催される日でした。5社とは、石坐神社、和田神社、膳所神社、篠津神社、若宮八幡神社のことを言います。今年は神輿を担いで町内を練り歩いていたのかどうかはわからないのですが、膳所神社の境内には金色で美しいお神輿が置かれていました。そのあと訪れた篠津神社でも奉納されたお酒がきれいに並べられていました!
 
     話は前後しますが、膳所神社からまっすぐ琵琶湖へ進むとかつての膳所城の城門があります。その門を潜り抜けた膳所城跡は、現在膳所城跡公園となっています。ここからの琵琶湖の景色は最高でした。ゆっくりした休日の時間が流れていました。
     次に訪れた若宮八幡神社から瀬田の唐橋迄見どころが少ないので、瓦ヶ浜駅から唐橋前駅迄京阪電車で移動することをお勧めします。また時間があれば唐橋で下車せず石山寺駅まで行き、石山寺を訪問してから唐橋へと行くことも可能です。今回は石山寺には寄らず瀬田の唐橋を渡り、建部大社へと進みました。ここ建部大社は日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る近江国一之宮として有名です。
     建部大社から先もまた見どころが少ないので、建部大社前バス停から石山駅行きのバスに乗ってエスケープしましょう。南草津までJRで移動して再度歩きます。
     野路(萩)の玉川跡、太田酒造、草津宿本陣、中山道と東海道の分岐点を経由して草津駅へと向かいます。本陣の残る旧東海道沿いの草津の古い町並みの方がかつての趣が残ります。


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