ハイキング

     2021年もあっという間に8月になってしまいました。それでは今週も私のお気に入りヨーロッパ・ハイキング・ルートをご紹介します。  フレンチ・ピレネーの景勝地スペイン橋駐車場から歩き出すこのルートは、
  • 迫力あるスペイン橋の滝
  • ゴーブ湖からの絶景
  • ビニュマル峰北壁と氷河
  • と見どころはたくさんあります。

     それではまず駐車場からはよく整備された遊歩道をゆっくりと登りスペイン橋を見上げるところへ。ここの水量は多く迫力ある渓流の流れをご覧いただけ、さらにこの辺りは温泉なので、日本の温泉地のように硫黄の臭いが漂っています。さてここはフランスなのになぜスペイン橋なのか?かつてフランスのこの地でスペイン人が交易をしていたことの名残だそうです。山道は険しいけれど南側の稜線を越えるとすぐそこはスペインです。
     このスペイン橋までは駐車場からゴンドラもあり、ゆっくりと動いているのですが、歩きなれている人は標高差も少なく快適に歩けるので、ゴンドラを使わず渓流からあふれ出るマイナスイオンを体感しながら歩くことをお勧めします。
     そしてスペイン橋の横には、赤い窓枠が印象的なホテル・レストラン・スペイン橋(1500m)が建っています。時間があればここでコーヒーブレイクするのもいいでしょう。

     さらに足を進めるとリフト乗り場に到着、ここから一気に標高を稼ぐためにリフトに乗車します(約12分)。上がった先のリフト山上駅(1678m)が実質的なスタート地点になります。ここからゴーブ湖(1725m)までは平らな林道を約15~20分で歩いてゆけます。

    スペイン橋の動画はこちら!
     ゴーブ湖から南のスペインとの国境に位置する山々と湖の景色は絶景です。しばらくここでボーっと眺めているだけで癒されます。さらに湖の右側のトレイルを登っていきましょう!湖へ流れ込む流れに沿って登っていくとやがて斜度を増していきます。一旦登り切った右側にある滝がエスプルムース滝(1936m)です。ここから振り返ってゴーブ湖を見下ろすと湖の青さが際立ってまた違う表情を見せてくれます。ひと息ついて、さらに進むと漸く力強いビニュマル峰(3298m)の雄姿が顔をのぞかせてくれます。


     ここからは流れの右岸と左岸にあるトレイルをゆっくりと登っていきます。それほど斜度のきつい場所もなく楽しいハイキングになることでしょう。そして谷はさらに広くなってくるとビニュマル峰もしっかりと眺めることができ、抱える氷河もはっきりと見えてきます。ヨーロッパアルプス各所で見れる氷河に比べるともちろん規模は小さいのですが、それでも近くで見るととても迫力があります。


     私はいつもこのビニュマル峰が望める場所(約2050m付近)でお弁当を広げます。このビニュマル峰北壁の垂直標高差は450mもあります。そんなとても贅沢な眺めを楽しみながらのランチになります。ゴーブ湖からここまで通常約2時間で歩けます。さらにここからすぐ先にはウレット小屋(2151m)があり、食事や飲み物も提供してくれるので、天気が悪いときはこちらの山小屋をご利用することをお勧めします。

     復路は往路と同じトレイルを戻りますが、視点が反対になって、陽の射す角度も変わるので同じトレイルでもまた違う雰囲気をお楽しみいただけることでしょう。
     帰りのリフトの時間は往路時に必ず確認しましょう!

     ▼こちらにハイキングコースの地図をあげておきます。
     ショートコース:所要:約1-2時間、距離:3.7 km、標高差:登り3 m/下り285 m
     VALLEE DE GAUBE SHORT
     ※ゴーブ湖からもう少し先まで登ったりして、時間や距離の調整が可能です。
     ロングコース:所要:約5-6時間、距離:13.8 km、標高差:登り/下り451 m
     VALLEE DE GAUBE LONG

 ▼同じフレンチ・ピレネーのガヴァルニー圏谷のルート紹介はこちらです。
 迫力のガヴァルニー圏谷ハイキング・ルート



     早いものでもうすぐ2021年も7月が終わりそうです。未だに渡航して帰国すると14日間隔離が必要な状況の中、なかなかチロルでのハイキングを体験していただくまではいかないのですが、来年こそはという願いを込めて、今回はチロルの氷河大展望のルート、エッツタール最奥の村オーバーグルグルのホーエムートアルムから村まで下りてくるルートをご紹介したいと思います。
     以前、チロルには夏の間ずっと滞在していて、日本からのお客様が多い時期は、お客様のサポートをして忙しくしていましたが、ちょうど7月末から8月になると仕事にも余裕が出てきて下見がてらにどこかを歩くことが多かったのを思い出します。特に今から10年前くらいはよく歩きました。
     まずはこちらの記事をご覧ください!エッツタールでお得に過ごすための記事です。
     オーストリア・チロル・ハイキング旅行をお得に楽しむ方法!
     こちらの記事にはこの谷に滞在するともらえるエッツタール・プレミアム・カードのことを中心に書いてありますが、エッツタールの説明もしています。ちなみにこのエッツタール・プレミアム・カードが2021年からエッツタール・インサイド・カードという名前に変わり、内容も少し変わりました。この変更点に関しては、後日ご紹介します。

     話を戻しますと、そのチロル一深い谷、エッツタールの最奥に位置するのが、ここオーバーグルグル村(1907m)です。

     ここへのアクセスは人気リゾート、エッツタールの中の村で、もう少し手前のゼルデン(1368m)から路線バスで約20分ほどです。チロルにしては便数も多く、30分間隔くらいで運航してくれていますので便利です。
     ▼ここゼルデンに滞在するプランをご紹介しています。
     オーストリア・チロル・ゼルデン・ホテル滞在
     オーバーグルグル・ツェントラムのバス停で降りるとゴンドラ乗場まで徒歩すぐ(約200m)です。2021年このゴンドラは6月25日から9月19日まで運行予定です。このゴンドラは一度中間駅で乗換え、ホーエムート・アルム(2670m)に到着します。料金は片道15euro、往復24euroですが、エッツタールに滞在して、エッツタール・インサイド・カードを所持していれば無料でご乗車可能です。そしてこのホーエムート・アルムのゴンドラ山頂駅横にはホーエムート・アルム(小屋)があり、レストランになっています。ここからは21の3000m峰が望め、ガイスベルグ氷河ロートムース氷河も正面に印象的に望めるため、絶景のレストランです。昼前くらいに山頂に着くならここでランチをゆっくりいただくことをお勧めします。また早い時間から歩くなら、ハイキング途中にシェーンヴィーズ小屋(2270m)があり、こちらで昼食を食べるのもお勧めです。どちらの小屋も最近新装していて、食事のクオリティーも高いので、とてもお勧めです。

     ハイキングはホーエムート・アルムからシェーンヴィーズ小屋へ向けて降りていくルートと、健脚の人ならロートムース氷河の手前まで歩いてお折り返してシェーンヴィーズ小屋へ向かうルートがあります。氷河手前まで行くコースは迫力満載でお勧めですが、ホーエムート・アルムからの展望だけでも満足いただけると思いますので、そのままシェーンヴィーズ小屋へ向かう人も多くいます。
     かつてロートムース氷河が削り取った谷の先端にはモレーン(氷堆積)になっていて、ちょうどそのあたりにシェーンヴィーズ小屋があります。小屋で一息ついた後は、氷河が解けた水が深く削った渓流の横を下ってゆき、その先にあるロートムース滝(落差42m)へと続きます。滝の下側はツィルヴェン・ヴァルトという霜降り松の森になっています。ここを少し通過して往路のゴンドラ中間駅を経由して放牧されている牛たちを眺めながらオーバーグルグルの村まで下ってゆきます。


 
 前回の記事、”ヨーロッパの山小屋について”に引き続き、私がお勧めする山小屋をさらに具体的に紹介させていただきます。各山小屋名をクリックすると、その山小屋のホームページにリンクしています。記載している山小屋以外にも素敵なほんとうに山小屋はたくさんあります。こうやって纏めていると早くまた行きたくなりますね。
オーストリア、チロル
  • ゾールシュタイン小屋(1805m)
    •  私が夏の間いつも滞在していたゼーフェルトから近い山小屋で何度もお世話になりました。ロバートさんとジェニーさん夫妻が管理する 山小屋で、とても暖かく出迎えてくれます。山小屋はかなり改築も進んでいて山小屋と思えないほどきれいな内装で、扉の気密性も高いので、1階ダイニングの会話音は、上階の寝室まで届かないようになっていて、早目の就寝でも快適にお休みいただけます。ノルトケッテ山脈西側にあるグローサー・ゾールシュタイン(2541m)の麓に建つ山小屋で、テラス席からは、イン谷やステューバイ氷河などを見下ろす景色が素晴らしい。夕食後の夕暮れ時は、テラス席でビールを飲みながら語り合う仲間同士の姿が多くみられます。またロバートさんは親日派で東日本大震災の時は寄付もしていただいています。
  • ベルリナー小屋(2042m)
    • 1879年開業のとても歴史ある石造りの大きな山小屋です。この山小屋の魅力は何といってもツィラーターラーアルペンの3000m超の峰々と真近に迫る迫力ある氷河の大展望です。ヴァクセック氷河とホルンケース氷河、ヴァクセック氷河の背後にはツィラーターラーアルペン主峰のグローサー・メーゼラー(3480m)が聳えています。
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    イタリア、ドロミテ
  • プラットコーフェル小屋/サッソピアット小屋(2300m)
    • 2016年に改装しています。10年ほど前から通っていますが、改装前から十分きれいな山小屋でしたが、現在はホテルのようにさらに快適になっています。部屋は8-10名様収容のドミトリーから2-6名様収容の個室があります。場所はヨーロッパ最大の高層牧草地シウジ高原の南東に位置していて、山小屋名にもなっているプラットコーフェル山/サッソ・ピアット山(2969m)の麓にあります。テラスからはそのシウジ高原全域が見渡せとても開放的です。また東の方向に目を向けるとドロミテ最高峰マルモラーダ(3343m)の氷河も望めます。オーナー婦人のペトラさんはとてもフレンドリーで、若いスタッフたちもとてもよく教育されていて、山小屋ではとても快適に過ごせます。
  • ラヴァレッラ小屋(2050m)
    •  ドロミテのファネス谷の静かな場所に佇むこの小屋は、スタッフにはワインソムリエとビールソムリエがいて、山小屋内に地ビール醸造所もある拘りのまさにグルメ山小屋なのです。またこの土地はラディン文化というとても古い土着文化が今も残り言葉もラディン語、ドイツ語、イタリア語の3通りで表記されていて、同様に食文化も3つの良いところを取り入れているため、チロルとラディンのしっかり系のボリュームと味付けとイタリアンのフレッシュで自然な味付けが融合されていて、私の私見になりますが、一番好みの食文化と言えます。ロケーションも名峰や氷河といった見どころはないもののファネス谷は2000mを超える標高の高い谷なので、とても静かでとても癒されます。
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    フランス、ピレネー
  • エスピュゲッタ小屋(2027m)
    •  ガヴァルニー村から南へ行くとガヴァルニー圏谷ですが、圏谷を正面に見て左側(東側)へ標高差700mを登っていくと、高原状になっていて、この山小屋があります。ここからはガヴァルニーや下の建国からは見えない、スペインとの国境にある「ブレシェドロラン/ロランの裂け目」の展望があります。またここからさらに北東にはプティ・ピメネ山(2667m)、ピメネ山(2801m)があるので、早く山小屋に着いた場合は、ここに登るのをお勧めします。
    スペイン、ピレネー
  • ゴリッツ小屋(2200m)
    •  フランス側からスペイン側へと国境越えのハイキングをする時には必ず宿泊する山小屋です。スペイン側の壮大なオルデサ渓谷の景観を見下ろせる場所にある山小屋で、周辺では羊の放牧が盛んなので、数多くの羊に出会えます。こちらは国境越えの縦走歩きのハイカーも、石灰岩質の山ヨーロッパ最高峰のモン・ペルデュ(仏語)/モンテ・ペルディード(西語)登頂を目指す登山家のベースとしても利用されるため予約の取りにくい山小屋と言えます。山小屋の設備も質素で、最低限の設備となっています。
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    イタリア、アオスタ
  • エリザベッタ小屋(2195m)
    •  ツールドモンブランを歩いた人に一番良かった山小屋は?と聞くと多くの人がこのエリザベッタ小屋を挙げます。食事が美味しいのは当然で山小屋からはモンブランから流れ出る大迫力のグラシエ氷河の展望があり、見下ろすと美しいコンバル湿原をの展望があります。またモンブランに最も近いイタリア側の町、クールマイユールからもとても近いためツールドモンブランを歩いていない人も宿泊に来る山小屋で、モンブラン周辺では一番人気の山小屋なので、宿泊される場合は必ず予約が必要ですが、シーズン中は結構満室です。
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  • シャリーン小屋(1943m)
    •  ツールドファッレーレのルート上にあり、2006年に古い山小屋を改築しているのでとてもきれいな山小屋です。ドミトリーの部屋内にもそれぞれ洗面所、トイレ、シャワーがあるのでとても便利です。充電できる電源もあります。また小屋からはモンテ・チェルビーノ/マッターホルンなどスイスとイタリアの国境に聳える4000m級の名峰が眺められます。また山小屋正面でオーナー親戚家族が200頭の牛を飼っていて、そのミルクから作る美味しいDOCフォンティーナチーズが食事にも出してくれるのが嬉しい。また事前にチーズ小屋を見学したいというと案内してくれ、乳絞り体験も体験できるかもしれません。
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    スイス
  • フルアルプ小屋(2620m)
    •  山小屋というよりも山岳ホテルと呼んだ方がいいでしょう。食事があまりぱっとしないスイスの中ではとても美味しい食事を提供してくれます。部屋もドミトリーから個室まであります。この山小屋の魅力は何といってもマッターホルンを真正面に眺められることです。さらに少し下るとシュテリー湖(2537m)があり、天気のいい朝は、一般ハイカーで賑わう前に、湖に映る逆さマッターホルンを静かにご覧いただける可能性があります。

      この山小屋に立ち寄るプランはこちら!
    ■他にも山小屋について書いたお勧めの記事です
    ヨーロッパの縦走路/ロングトレイルについて
       いつもこの時期は、ヨーロッパの手配で忙しくしていたり、お客様の引率をしていたりと忙しくしていました。去年と今年はとても残念ですが、海外へも行けずに妄想するしかありませんね。そこでこれまでヨーロッパ・アルプスのオーストリア・チロル地方、イタリア・ドロミテ地方、イタリア・アオスタ地方、スイス・アルプス、フランス・シャモニー周辺、フレンチ・ピレネー地方、スペイン・ピレネー地方と色々な国で、多くの山小屋を利用させていただいた経験から2回にわたって山小屋についての記事を書かせていただきます。
       ただヨーロッパにある全ての山小屋を利用したわけではないので、どこの山小屋が本当に一番なのかなどとは語ることができませんが、あくまでも私の主観で感じた、これまで利用した山小屋の詳細やイメージ、楽しかった過ごし方などを書かせてもらおうと思います。
       それではヨーロッパの山小屋に関して具体的に書いていきたいと思います。
      ■山小屋の部屋タイプ
    • ドミトリータイプ(男女相部屋の場合もございます):マットレス、ベッド(2段ベッド含む)、毛布と枕はあります。
    • 個室タイプ:シャワー付きの2人部屋から2段ベッドなど数個設置され10人部屋くらいまで様々です。
    •  ※ヨーロッパの山小屋をご利用の場合、利用者がそれぞれシーツ(インナーシーツ、寝袋状のもの)を持参することが礼儀となっております。これは寝具を汚さないようにするマナーの為です。日本の旅行会社によっては、そこまで詳しくお客様への持参要請をしていないところが多いのですが、ヨーロッパでは持参するのが当然のことで、持参していなければとても失礼なことだということを予め覚えておく必要があると思います。※ただしシーツのサービスがある個室ご利用の場合は持参不要です。

      ■山小屋の設備
    • トイレ:各階に2~3個あるところが多い。収容人数に比べるとそんなに多くはない。
    • シャワー:多くの山小屋で石鹸や歯磨き粉もご使用いただけます。(有料:3~5euroくらい/約5分、フロントでトークン(コイン)を購入してそれを投入しシャワーが起動するところが多く、数分シャワーが流れて、数分休み(その間に体を洗う)、再度数分流れるシャワーもあります。)

    • 洗面所:多くの山小屋で石鹸や歯磨き粉もご使用いただけます。

    • 乾燥室:濡れた雨具や群れた登山靴を乾燥してくれます。
    • ※こちらは乾燥室ではありませんが、乾燥室内も同様のイメージです。
    • 電源:電源はどこも多くはないので、仲間でたこ足コンセントを用意すると便利です。

    • WIFI:山小屋によっては有料でWIFIを飛ばしているところもありますので、予めご確認ください。ただしWIFI回線はとても弱く、画像などUPができないことが多いです。
    • 山小屋によってサウナを設置しているところもあります!

      ■山小屋の食事
    • 夕食は、ほとんどの場合コース料理(前菜またはスープ+メイン+デザート)
    •  ※ピレネーなどでは、グループ毎に大皿や大鍋で配膳されて、各自取り分けなければならないことが多いですが、チロルやドロミテでは個々に皿に盛り付けられて配膳されるところが多いです。ただし例外もございます。
       ※ビールやワイン、ノンアルコール飲料などは別料金で販売されています。日本の山小屋の料金と比較するとアルコール飲料は半額くらいのところが多いです。標高が高いところが多いので飲みすぎに注意しましょう!


    • 朝食はほとんどの場合、コールドビュッフェとなります。ただし例外もございます。
      ■山小屋での過ごし方
    • 受付(チェックイン)山小屋スタッフに予約名を告げ、山小屋によっては山小屋での個人追加支払用(飲料代など)の伝票になるオーダーカードを配ってくれるところもあります。このオーダーカードを使ってチェックアウト時または就寝前に精算することになります。また多くの山小屋は室内履きに履き替えますが、人数分の用意をしているところが少ないため、室内履きを持参することをお勧めします。
       一度ギターが弾けた私はスペインの山小屋のバルコニーで日本人とスペイン人総勢30名くらいで夕食後に大合唱したことがありました。またある山小屋では、日本人のマッサージは欧米よりも強めで山小屋スタッフは経験が少なく、試しにスタッフに肩もみをしてあげると、とても気に入ってもらいお酒を奢ってもらって盛り上がったこともあります。こんな山奥でも文化交流ができるのは山小屋を利用する一番の特典ではないでしょうか?

    • チェックイン後~シャワー日本のグループは15~16時くらいに山小屋に到着することが多く、夕食は18時(ピレネーは19時)くらいからなので、それまでの間、濡れた衣服を乾かしたり、シャワーを浴びて寛いだりできますが、多くの場合、小休止の後は、日本人に限らずどのグループもダイニングに集まって宴会のようになって楽しんでいるところをよく見かけます。シャワーのない山小屋では持物リストで上げているウェットティッシュよりも大きく丈夫な「赤ちゃん用のおしり拭き」がお勧めです。

    • 夕食飲み物は宿泊料金(1泊2食付)に含まれておりませんので、別途注文して、オーダーカードがある山小屋では、スタッフに注文したものを記入してもらいます。

    • 消灯消灯時間は22時のところが多いのですが、日本人の方は少し早く21時くらいに寝られることが多いです。

    • 起床日本人のお客様は時差のせいもあって、早く寝るため起床も早くなる傾向にあります。早く起きてごそごそとナイロン袋の音をさせたりしているとほかのお客様(相部屋の場合)にとても迷惑をかけてしまいます。もし早く起床してしまった場合は、上着を着て外に出てください。山小屋でしか見れない素晴らしい朝の景色に出会えます。

    • 朝食コールドミールビュッフェのところがほとんどで、山小屋スタッフが配ってくれるところもあります。

    • お弁当、ピクニック山小屋に前日リクエスト(有料)しておいて、翌朝受け取るか、日本からアルファ米などの持参のお勧めします。アルファ米は水でも戻るので、私もよく「おこわ」などを持って行っていました。ただし道中山小屋が営業している個所もあります。その場合は、山小屋で温かい料理をいただけます。

    • チェックアウト部屋に忘れ物がないかチェック。ごみを放置してゆかないことも当然のルールです。

      ■山小屋宿泊時の持物リスト ※通常山行準備リストにあるものは含めていません。
    • インナーシーツシルク製は高額ですが軽量で小さいので持ち運びやすい。
    • 室内履きスリッパなど、私の場合はクロックスです。
    • ヘッドランプ夜間の山小屋内移動に便利です。
    • たこ足コンセントグループで1つでいい。
    • アルファ米翌日お弁当が必要な場合は、お勧めです。
    • タオルシャワー用、私の場合大きめのスイミングタオル(速乾性)を使用しています
    • ウェットティッシュ私の場合、赤ちゃん用のおしり拭きが丈夫で気に入っています。
    • 充電器充電器電源がない山小屋もありますので、充電が必要な方は充電器のご持参をお勧めします。
     次回はヨーロッパ各地にあるお勧めの山小屋について具体的に書いてみます。
      ▼
     ヨーロッパの山小屋について Part.2はこちら!


     他にも山小屋について書いたお勧めの記事です。
     ヨーロッパの縦走路/ロングトレイルについて
       今回は滋賀県の奥びわ湖、琵琶湖の北部にある穏やかで美しい余呉湖と古戦場として有名な賤ケ岳、縁結びの神様としても有名な伊香具神社に立ち寄り、今も北国街道の宿場町としての名残を残す木ノ本宿迄をハイキングする歴史と自然あふれ、大阪から日帰りで楽しめるコースをご紹介します。
      スケジュール例
      JR新快速 8:22大阪→9:13草津
      JR普通 9:16草津→10:32余呉 列車代:2310円
       ※列車時間は一例です。
      ハイキング 余呉駅…賤ケ岳山頂 距離:6.6㎞/所要:約1.5時間
       ※飯浦切通し側登山口から登る
        賤ケ岳山頂からの絶景をお楽しみください!
      賤ケ岳山頂からはリフトで下山 リフト代:片道450円*往復900円

      ハイキング リフト山麓駅…伊香具神社 距離:500m/所要:約10分
      …木ノ本宿本陣 距離:2.5㎞/所要:約40分…木ノ本駅 距離:400m/所要:約6分
        木ノ本宿周辺を散策して復路の列車の時間に合わせましょう!
       [木ノ本宿でのお立ち寄り候補]・木之本地蔵院 ・冨田酒造「七本鎗」・山路酒造「桑酒」

      JR新快速 15:15木ノ本→17:13大阪 列車代:2310円
       ※列車時間は一例です。
      訪問地の詳細
      余呉湖(よごこ、よごのうみ)
       余呉湖は滋賀県長浜市にある湖です。「羽衣伝説」や「菊石姫伝説」がのこる神秘の湖で、1周約6.4Kmの湖畔には山口誓子や斎部路通などの句碑があり、俳句大会が行われるなど俳諧を楽しむ方が多く訪れています。
       「大江」(琵琶湖)に対して「伊香小江(いかごのおえ)」と称されたほか、湖面が穏やかなことから「鏡湖」とも呼ばれています。

      賤ケ岳(しずがたけ)421.9m
       1583年(天正11年)、羽柴秀吉と柴田勝家が覇権を争った「賤ヶ岳の戦い」の戦場跡。山頂付近には戦跡碑、戦没者の碑があり、竹生島が浮かぶ雄大な奥琵琶湖、滋賀県一の高峰・伊吹山、穏やかな湖面の反射が“日本のウユニ”と称される余呉湖など、湖北を一望できる圧巻の大パノラマが広がります。

      伊香具神社(いかぐじんじゃ)
       [伊香具神社と天女]天女を妻にした伊香刀美(いかとみ)といつ人物の物語が残されています。伊香具神社の祭神伊香臣命(いかつおみ)はこの人物であり、のちに伊香地方に栄えた豪族「伊香連」の先祖だと云うことです。また余呉には天女を妻にした桐畑太夫の話があり、天女の産んだ子供は長じて菅原道真公になったという伝説が残されています。

      北国街道 木之本宿
       地蔵院の門前町として栄え、北国街道と北国脇往還が交わる宿場町で、旅人と木之本のお地蔵さんの参拝客で賑わいました。 木之本宿には昭和の初めまで中央に小川が流れ、柳の木が植えられた宿場らしい風情を残していましたが、今では埋め立てられ、商家の家並みに昔の情景を残しています。

       柳生街道を歩いてきました。
       柳生街道は①滝坂の道②剣豪の道③柳生・笠置の道と3つのパートに分かれますが、今回は見どころが多く最も険しい②剣豪の道を歩いてきました。
       近鉄奈良駅からバスで忍辱山(にんにくせん)バス停へ向かいました。利用したバスは、奈良交通バス 【94系統石内(月ヶ瀬)行】近鉄奈良9:19発、忍辱山9:46着(660円)。バス停からすぐの場所に重要文化財豊富な円成寺(えんじょうじ)を拝観しました。歴史や神社仏閣好きな方なら、拝観料500円分の価値は十分にあると思います。拝観されない方も池のある庭には無料で入れますので、このきれいな庭を見学する価値はあると思います。
       拝観後、柳生の里へ向けて歩き始めます。道標はとても整備されているので、見失いように歩いていれば、迷うことはなさそうでした。まず国道から右斜めに下っていくのですが、これが結構下っていくのです。ちょうど昨日雨が降っていたので、滑りやすくスニーカーなどでは滑っていたかもしれません。街道は畦道、杉林、竹林、雑木林などとバリエーション豊富です。畦道は農家の人に手入れされているところもあれば、雑草が道にかぶっているところもありました。
       ところで歩く道のバリエーションが豊富だと色々楽しめますね。畦道を歩くと何故か童心に戻った感じになって、杉林を歩くと神聖な気持ちになって、竹林は竹の軋む音に話しかけられてるようで、雑木林は木漏れ日がきれいで、という風に楽しめました。みなさんはどんなシチュエーションでどんな気持ちになりますか?
       話を戻します。円成寺を出て最初の夜支布(やしゅう/やぎゅう)山口神社までは少し時間を要しました。この間最初下りが長く雨上がりの日だったので、ここは普通のスニーカーだと滑るだろうなと思い慎重に歩いていました。後半は畦道もあって気持ちよく歩けます。神社を後にすると再度田んぼの中を歩いていると畦道横に水木古墳があります。ここからはまた長閑な里山の中を歩いてゆきます。そして只今工事中で拝観停止になっている南明寺(なんみょうじ)おふじの井戸と続きます。ここまで、阪原側になります。
       ここから山へ入り急な登りが続きます。阪原峠(かえりばさとうげ)までのこの登りが、柳生街道最大の難所です。峠を越えて柳生の里へと下ってゆくと疱瘡(ほうそう)地蔵が見えてきます。ここから眼下に柳生の里が見下ろせます。下りきって舗装路を渡り再度登って天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)と一刀石を目指します。まず鳥居が見えてその奥に巨岩がご神体の天石立神社、さらに奥に一刀石があります。アニメ「鬼滅の刃」の聖地とも言われているこの場所には多くの観光客が来ているのでしょう。写真用の刀も設置されていました。
       神社を後に下っていくと芳徳禅寺への近道があり、この道を利用して芳徳禅寺へ。拝観料は200円ですが、無人でした。今回入場しませんでしたが、奥には柳生一族の墓地があるようです。道を下って、柳生藩陣屋跡へ。いまは建物はなく史跡公園になっています。さらに足を進め歴史ある柳生の里最大の神社、柳生八坂神社を経て、お城のような迫力ある石垣の柳生藩家老屋敷を超えるとゴールの柳生バス停です。ちなみに帰りのバスは、【95系統JR奈良行】柳生15:43発、近鉄奈良駅16:37着(970円)でした。この前のバスは13:20発なので、このバスに合わすしかありませんね。


       上記行程は個人で行かれる場合の内容なのですが、こちらのツアーをガイドさんの案内で、神戸方面発着の日帰りバス旅行として神戸新聞旅行社さんが設定していますので、こちらもご案内させていただきます。
       
    • レベル:体力1、技術1
    • 日程:2021年9月24日(金)日帰り
    • 旅行代金:12,800円
    • スケジュール
    • -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
      専用バス 姫路駅(7:00)→ 神戸駅(8:15)→ 円成寺でトイレ休憩 (10:30)
      ハイキング 円成寺(10:30)…夜支布山口神社…南明寺…柳生の里…柳生バス停
      【歩行時間:約3時間、約9㎞、お弁当の時間は別】
      柳生バス停(14:30)→ 近鉄奈良駅付近(15:00)→ なら和み館(16:00)→ 神戸駅(17:30)→ 姫路駅(18:30)
      [食事:朝×、昼弁、夕×]
      -*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*


      お申込・お問い合わせは
      神戸新聞旅行社
      神戸:078-362-7174 姫路:079-285-3855
      営業時間:平日9:30~17:00/土日祝休み


    訪問地の詳細
    忍辱山円成寺(にんにくせんえんじょうじ)
       拝観料:500円、柳生街道随一の名刹(めいさつ)です。境内には鎌倉時代の建築物である春日堂・白山堂(国宝)をはじめ、室町時代再建の本堂(重要文化財)、楼門(重要文化財)、平成に入ってから再建された朱色の多宝塔などが建っています。寺宝の数も多く、運慶の20歳代の傑作として知られる大日如来像(国宝)があります。平安中期の創建といわれ、国の名勝に指定されている境内の庭園は藤原時代の作庭で、舟遊式と浄土式を兼備した寝殿造系庭園で、当時の都好みを今に伝える貴重な遺構です。
    夜支布(やしゅう/やぎゅう)山口神社
       「柳生街道沿い」の山里「大柳生」地区に位置する比較的大きな神社です。神社はその創建年代は不詳ですが、大柳生地区の氏神様として平安時代の延喜式に既に記されていたという由緒と歴史を有する神社で、「山口神社」という呼び名は、その他の奈良県内の山間部にも数多くみられる名前で、その名の由来としては、朝廷が宮殿などの建物を建立する際に供出する木材を切り出すにあたり、「山の入り口(山の口)」にお祀りする神様として設けられた神社となっています。なお、神社の御祭神は「素盞嗚命(スサノオノミコト)」となっています。
    水木古墳
       水木古墳は大柳生盆地の南東にある直径約16mの円墳で、墳丘の周縁には1~4段の石積が廻っています。埋葬施設は横穴式石室で、石室内から土師器や須恵器、鉄鏃、馬具などが出土しました。これらの出土遺物から6世紀後半から末の古墳だと考えられています。古墳時代後期の古墳は群集していることが多く「群集墳」と呼ばれますが、水木古墳は丘陵上に単独で存在する古墳です。奈良市東部を代表する後期古墳として歴史的に重要で、学術的価値も高いと評価されています。
    南明寺(なんみょうじ)
       拝観料:300円 ※要予約 0742-93-0392 宝亀2年(771年)の創建といわれる古寺。本堂(重要文化財)は鎌倉時代の寄棟(よせむね)造りで、本尊薬師如来・釈迦如来・阿弥陀如来の藤原三仏(いずれも重要文化財)が安置されています。境内には鎌倉時代の宝篋印塔(ほうきょういんとう)、室町時代の十三重石塔などがあり、近くに柳生宗矩(やぎゅうむねのり)とお藤の恋を伝える「おふじの井戸」があります。
       ※令和3年8月31日まで、文化財保護設備設置工事延長のため拝観を停止しています。境内への立ち入りはいかなる理由においても禁止されています。公衆トイレを利用する際は、裏口(北側の出入口)からお入りください。
    おふじの井戸
       「おふじの井戸」は、「柳生街道」沿い、「大柳生」地区と「柳生」地区の狭間に位置する小さな盆地のような空間である「阪原(さかはら)」地区と呼ばれるエリアにある古井戸です。この井戸は、その「おふじ」というユニークな名の通り、「お藤」と呼ばれる阪原の里に住んでいた若い女性を、徳川家の剣術指南役として有名な「柳生一族」の当主であり柳生藩初代藩主でもある柳生宗矩が見初めた場所であり、少し珍しい「馴れ初め伝説」の舞台となっています。
    疱瘡(ほうそう)地蔵
       疱瘡よけを祈願してつくられたお地蔵さまです。右下に刻まれた、室町時代の徳政一揆をあらわした碑文が有名です。
    天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)と一刀石
       『延喜式(えんぎしき)』記載の式内社で、前伏盤(まえふせいわ)、前立盤(まえたていわ)、後立盤(あとたていわ)の3つの巨石が御神体です。前立盤は大きな扉のかたちをしており、伝説によれば高天原で、手力雄命(たじからおのみこと)が天岩戸を開けた際に勢いあまってその扉が飛び、この地に落ちたといわれるものです。神社の奥には、「一刀石(いっとうせき)」とよばれる巨石があり、天下に名をはせた剣豪・柳生石舟斎宗厳が天狗と間違えて切ったと言い伝えられていて、柳生新陰(しんかげ)流始祖のエピソードに彩りを添えています。
    芳徳禅寺(ほうとくぜんじ)
        拝観料:200円、柳生家の菩提寺であり、1638年(寛永15年)柳生又右衛門宗矩 (やぎゅうまたえもんむねのり)が亡父石舟齋宗厳(せきしゅうさいむねよし)の供養のため創建したものです。開山は宗矩と親交のあった沢庵和尚(漬物の“たくあん”は沢庵和尚が初めて作ったとも言われています)です。本尊の両脇に柳生但馬守(たじまのかみ)宗矩座像、沢庵和尚座像、列堂和尚義仙像(宗矩の四男)が安置されています。北側には柳生家歴代の墓所もあります。
    旧柳生藩陣屋跡 (現:史跡公園)
       柳生藩主の居所跡で昭和55年6月に史跡公園として整備されました。
    柳生八坂神社
       「剣豪の里」として有名な柳生エリア、「家老屋敷」や「陣屋跡」といった観光スポットに囲まれた位置にある地域最大の神社です。この神社は、江戸時代の承応3年(1654年)に柳生宗矩の子である柳生宗冬が南に離れた大保地区の八坂神社のご祭神を勧請して社殿を造り「八坂神社」とした歴史を持っていますが、それ以前から春日大社の本殿第四殿の御祭神である比売神を祀る四之宮大明神(しのみやだいみょうじん)と呼ばれる神社であったとされています。境内は比較的立派なもので、とりわけ拝殿については同じく柳生エリアにある神社であり、本殿ではなく磐座をご神体とする天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)の能舞台として用いられていた建物を移築したという歴史も持っています。ご祭神については、素戔嗚尊(スサノオノミコト)、その他には天照坐皇大御神・春日比賣大神なども祀られています。
    旧柳生藩家老屋敷
       入場料:350円、柳生藩の財政立て直しを行った、家老小山田主鈴(おやまだしゅれい)の旧屋敷です。豪壮な石垣がみごとで、天保12年(1841年)尾張石工が築いたと刻まれています。昭和39年、作家の山岡荘八氏の所有となり、氏の小説「春の坂道」(NHKでドラマ化)の構想を練った屋敷として注目を集め、氏の亡き後は、その意志により、奈良市へ寄贈され、館内には柳生藩、山岡氏に関する資料の展示があります。
     walkworldでは、新潟県、かつて金山で栄えた島、佐渡島を歩くプランをご紹介します。この島を歩く最適な時期は5月上旬から6月中旬。特に雪解け後の5月中旬はたくさんの花が咲き乱れ、まさに『花の島・佐渡』という言葉がよく似合います。この時期を逃しても4月下旬から11月中旬の雪のない時期がシーズンとなります。特に秋の紅葉シーズン(10月下旬~11月上旬)も春同様にお勧めです。

  • 大佐渡縦走と「花の島・佐渡」を満喫 3日間
  • テーマ:花の島を歩く
  • レベル:体力3、技術1
  • 旅行代金は、ご希望の時期や人数によって異なりますので、お問い合わせください!
  • 宿泊先のご案内
  • 【ドンデン山荘】
    絶景の佐渡に出会える天空の山荘
    【ホテルニュー桂】
    お部屋からは日本百景のひとつ『加茂湖』の眺望

       ツアーのご紹介!
     このツアーでは、日本海の大展望と周辺の花々が美しいドンデン山荘にご宿泊していただきます。そして翌日は、大佐渡縦走路をたっぷり歩いて白雲台まで縦走していただきます。最終日のフェリーは14:30の出発なのでそれまで回れなかった場所もご希望に応じて回っていただけます。
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    【1日目】 <食事:朝:× 昼:× 夕:〇>
    伊丹空港9:20→<ANA1657便>→新潟空港10:25
    新潟空港11:15→<ミニライナー>→11:40新潟港 
     700円(お客様払・予約要)
    新潟港12:55→<ジェットフォイル>→両津港14:02
     ※昼食は新潟港などで自由食
    専用車手配 両津港→<ドンデンリンクライン>→ドンデン山荘
     2500円(2名様以上の場合の1名様料金/お客様払・予約要)
    ご到着後、ドンデン高原自由散策、ドンデン高原は花が多く翌日の縦走に備え無理なく周辺を散策してみましょう!

    ドンデン山(高原)
     大佐渡山地中央に位置するタダラ峰(標高934m)の愛称。険しい山々が連なる大佐渡山系で、唯一の穏やかな山として親しまれるドンデン山。不思議な響きの名前は、頂上が丸い山という意味の「鈍嶺(どんでん)」からきています。山頂部はなだらかな高原になっていて、牛が放牧されています。山花の楽園としても知られ、カタクリやシャクナゲ、シラネアオイなど、高山植物や野草が多種自生しています。日本海に沈む美しい夕陽が一望できることでも有名です。
    ドンデン山荘泊
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    【2日目】  <食事:朝:〇 昼:〇/弁 夕:〇>
    大佐渡縦走 ハイキング所要時間:約6-7時間
    ドンデン山荘(934m)…マトネ(938m)…金北山(佐渡最高峰1172m)…白雲台(840m)
     ※昼食は山荘でお弁当をご用意します

    白雲台16:55→<金北山ライナー>→17:45椎崎温泉
     1200円(お客様払・予約要)
    徒歩でホテルへお進みください(約5分)
    ホテルニュー桂泊
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    【3日目】  <食事:朝:〇 昼:× 夕:×>
    専用車手配 両津9:00→10:00大佐渡石名天然杉 約1時間

    「大佐渡石名天然杉遊歩道」散策 所要:約1時間
     標高約900mの高地に「大佐渡石名天然杉遊歩道」があります。登山口から全長約1800mのコース。500mほど緩やかな登りの後、650mの天然杉巨木の遊歩道が周回で整備され、約90分で景色を堪能しながら歩くことができます。
     遊歩道内では、象牙杉、四天王杉、大黒杉、家族杉、羽衣杉などをはじめとし、無数の天然杉の巨木が散策者を出迎えます。自然が作り出した天然杉のオブジェをお楽しみください。


    大佐渡石名天然杉11:00→12:00両津
     ※昼食は両津で自由食
     小型タクシー貸切プラン3時間/1台:18000円
    両津港14:30→<ジェットフォイル>→新潟港15:37
    新潟港15:50→<ミニライナー>→16:15新潟空港
     700円(お客様払・予約要)
    新潟空港17:45→<ANA1662便>→伊丹空港18:55
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     そのほかのお勧めスポット

     大野亀トビシマカンゾウ(5月下旬から6月中旬が見頃)
     外海府の海岸を北上すると、その圧倒される姿が目に飛び込んできます。大野亀の「亀」は、神(アイヌ語でカムイ)の意味に通じるとされるように、まさに神々しい姿です。近づくとより一層、その大きさが分かります。何と1枚の巨大な岩でできているのです。標高は167mで、頂上まで登ることもできます。頂上には、善宝寺石塔があり、360度の眺望が楽しめます。



     宿根木(島南部/古い街並みが魅力)
     宿根木が最も繁栄したのは、西廻り航路の全盛期であった江戸時代後期から明治初期です。その頃の宿根木は船持ちと船乗り、そして船大工や鍛冶屋、桶屋等多くの人々が居住し「高密度な都市的集住空間」を整え全村が廻船(かいせん)業に携わった生活を営んでいました。 この時代に、現在の宿根木の町並みが形成されました。千石船によって、尾道(広島県)から運ばれた舟つなぎ石や石鳥居などの集落内の文化財をはじめ、公開民家「清九郎家」「金子家」、その他集落のすみずみに廻船業によって栄え、かたちづくられた歴史と文化が色濃く残されています。


    その他の観光スポット

    北沢浮遊選鉱場跡(きたざわふゆうせんこうばあと)
     相川の北沢地区には発電所やシックナーなど鉱山の近代化に貢献した施設群(国の史跡)が密集しています。もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった浮遊選鉱法を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化に成功したものです。戦時下の大増産計画によって大規模な設備投資がされ、1ヶ月で5万トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」とうたわれました。


    トキの森公園
     トキに関する施設が点在します。「トキ資料展示館」には、保護増殖、野生復帰などの資料を多数展示。「トキふれあいプラザ」は、ケージ内で飼育されているトキを間近に観ることができる人気スポット。日本産最後のトキ「キン」の顕彰碑が立つ園内散策もおすすめ。佐渡産枝豆で作る売店の「枝豆ソフト」も人気です。



     walkworldでは、海外旅行企画手配だけでなく、国内企画手配旅行も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!
      TEL : 078 392 2008
      FAX : 078 391 0643
      walkworld@atabi.co.jp(担当:井上)

       奈良県と大阪府は金剛・葛城の山で東西に分かれていますが、その東側、金剛・葛城山麓を南北に葛城の道(葛城古道)と呼ばれる古道が今も残ります。(詳細は下記ご参照ください!)この道はとても古い歴史を持ち、私たち日本人のふるさと的な場所で、神話も多く、特に天孫降臨の伝承地・高天原として有名なのです。
       ウォーキングのコースは風の森バス停から近鉄御所駅までの約14-15㎞を南から北へ向かう山麓コースで、数々の神話の舞台となった神々の里をたずねる神秘的な道です。(逆コースにすると登りが増えます。)特に印象的な場所をあげると、高天彦神社~橋本院間、一言主神社~九品寺間です。お勧めの季節は彼岸花が咲き乱れる9月下旬や紅葉の美しい11月下旬です。


      おすすめのポイント
    • 神話の道、パワースポットを歩く
    • 高鴨神社は全国の鴨(加茂) 社の総社
    • 杉の巨樹が茂る高天彦(たかまひこ)神社参道は、神秘的な雰囲気
    • 天照大神(あまてらすおおみかみ)が統治した天上界 「高天原(たかまがはら)」の伝承地
    • 古い町並みの残る長柄集落を歩きます
    • 神々しい雰囲気漂う一言主神社の本殿と大銀杏
    • 奈良時代の僧、行基が開いた九品寺の千体石仏


      葛城の道(葛城古道)ルートの解説
       風の森バス停を始点に歩きます。風の森は御所の町から南に行った緩やかな峠を言います。そこから西の山側へと少し登り高鴨神社を目指します。この神社のそばに「葛城の道歴史文化館」(現在緊急事態宣言の為閉館中です)と「そば小舎」というおいしい蕎麦屋がありますので、葛城の道についてまず予習をして、昼前なら腹ごしらえもしてみてはいかがでしょうか。

       高鴨神社の後は、見晴らしがよい場所にある伏見池を経て、西へ折れ山道の参道を登り高天彦神社へ、この神社には本宮がなく背後の円錐型の山がご神体のようです。ここからは北側へ畦道を下り橋本院の手前にあるトイレの手前の、天孫降臨の伝承地「高天原」で神聖なる気持ちになってみましょう。橋本院は手入れされた「瞑想の庭」は、色々な花を見ることができます。この庭を通り抜け奥のアジサイの道を過ぎると獣除けの扉があり、そこから山道を下ります。一度舗装路に出て釣鐘を備えた山門「鐘楼門」が値を引く極楽寺と続き、ここから一望できる奈良盆地もきれいです。

       山から下りると舗装路に戻り長柄の町並みへと続きます。御所最古の中村家住宅や趣のある古民家、片上醤油などの街並みが続きます。街並みの最後の左手に鳥居があります。この鳥居を抜け坂道を登ってゆくと、一言だけ願いを叶えてくれるという一言主神社があります。ここからはまた畦道を歩き高丘宮跡を経由して九品寺に到着。本堂の裏を登ってゆくと「千体石仏」がありますが、とても見ごたえがあります。最後は再度舗装路に戻り六地蔵石仏までが葛城の道とされています。

      [ルート] 風の森バス停→葛城の道歴史文化館(10時~16時、月曜日休館)そば小舎→高鴨神社(全国の賀茂社の総社)→伏見池→高天彦(たかまひこ)神社(ご神体は山、天孫降臨の地高天原)→橋本院→極楽寺→長柄集落、中村家住宅(年代の判明する現存2番目に古い民家)→一言主神社(ひとことぬしじんじゃ/縁結びの神)→高丘宮跡→九品寺→六地蔵(千体石仏)→近鉄御所駅


    葛城の道(葛城古道)の主なスポット
      【高鴨(たかがも)神社】
       本殿は三間社流造りで、国の重要文化財に指定されています。祭神は阿治須岐託彦根命(あじすきたかひこねのみこと)です。またこの地にいた鴨族と言われた人々は、政争いにかかわりたがらず、農耕の民として高鴨神社の祭神を最高神として崇めました。開拓精神旺盛だった鴨一族は新天地を求めて全国に分散し、賀茂と称する郡名が全国に28例もあります。なかでも京都の賀茂神社(上賀茂神社・下鴨社)は平安時代に皇室から崇敬されて有名になっています。
      【伏見池】
       御所市の山麓線沿いにあるこのため池は、今でも地域の田んぼにとって貴重な水源です。覗き込めば、ため池と共にこの地域が歩んできた歴史が、走馬灯の様に映り込んでくるようです。 秋には黄金色の稲穂や、真っ赤な彼岸花が緑色のため池を取り囲み、素晴らしいコントラストが写真映えします。
      【高天彦(たかまひこ)神社】
       高天彦神社は金剛山系に連なる白雲岳という山の麓に祀られた神さびた古社で、大昔にこの山中の聖林で行われていた祭祀が神社の起源であると言われています。この御所市の山麓一帯は、日本神話に登場する天孫降臨の舞台・高天原であるとの伝説が残る地として知られています。葛城王朝を築いた葛城一族の祖神を祭するこの神社は、今も伝説の地にふさわしい神さびた風情を周囲に漂わせています。
      【高天原伝承地】
       神々が住まうとされる高天原。『古事記』『日本書紀』によると、天照大神(あまてらすおおみかみ)が生まれた際、大変麗しい御子だということで高天原の統治を託されたとされる。高天彦神社の前に広がる台地一帯がその高天原の伝承地だという。見渡した奈良盆地は手を伸ばせば届きそうで、格別な眺め。上り坂の労苦も一瞬にして忘れさせてくれる景色です。
       高天彦神社から北東へ600mほどのところには「高天原伝承地」の碑が建ちます。すぐ近くには、花が多くとても手入れされた「瞑想の庭」のある、鑑真和上ゆかりの高天橋本院もあります。
      【中村家住宅】
       名柄村はもと藤原不比等の所領でしたが、興福寺に寄進され、後に幕府領となり宿場町として栄えました。旧街道沿いに古い民家が軒を連ねていて、江戸時代の雰囲気を色濃く残っています。中村氏邸は御所市内最古の建物で、吐田城主だった吐田越前守の子孫にあたる中村正勝が慶長期(1596~1615)に建てたと推定されています。江戸初期の家の造りを今に伝えるこの建築物は、全国的にみても歴史的価値の高いもので、国の重要文化財にも指定されています。
      【一言主(ひとことぬし)神社/縁結びの神)】
       願いを一言だけ聞いてくれる「いちごんさん」として地元の人から親しまれています。祭神は、古事記や日本書紀の中に見える事代主命です。雄略天皇が葛城山で狩をしている時、この神は天皇と同じ姿で現れ、天皇が「お前は何者だ」と問いかけたところ、「私は善事も悪事も一言で言い放つ神である」と申されました。天皇はひれ伏し、その後、共に狩を楽しんだとされています。しかし、続日本書紀によれば雄略天皇と狩の事でいさかいを起こし、四国の土佐に流されたという事です。その後許されて葛城の高宮付近に祀られたと記されています。
      【九品寺】  ※9月下旬頃、九品寺北側の彼岸花が素晴らしい!
       九品寺を開いたのは奈良時代の僧、行基です。九品寺はサンスクリット語で、その意味は布教でいう上品・中品・下品で、人間の品格をあらわしています。上品の中にも上中下があって中品や下品にもそれぞれ上中下があります。全部で九つの品があるので九品と名づけられています。その九品寺のご本尊は木造阿弥陀如来像で、国の重要文化財に指定されています。
       楢原氏は南北朝の戦いのとき、南朝に味方していた楠木正成公のため一族を引き連れて参戦しています。その戦いに行くとき、一族は身代わりのため石仏を彫って菩提寺だった九品寺に奉納したのが、本堂の裏山を登ったところにある千体石仏です。
      【六地蔵石仏】
       室町時代に豪雨によって、安位川が氾濫して、大災害が発生しました。そんな天変地異に村人は信仰心から仏教に救いを求め、災害によって流れ着いた大きな石に六地蔵を彫り込んだものと伝えられています。六地蔵とは仏教で言う六道で、人間が死ぬときいずれかに行くものと考えられていました。
       向かって右から
    • 天上道(日光菩薩)
    • 人間道(除蓋障菩薩)
    • 修羅道(持地菩薩)
    • 畜生道(宝印菩薩)
    • 餓鬼道(宝珠菩薩)
    • 地獄道(壇蛇菩薩)
    • となっています。


     walkworldでは、海外旅行企画手配だけでなく、国内企画手配旅行も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!
      TEL : 078 392 2008
      FAX : 078 391 0643
      walkworld@atabi.co.jp(担当:井上)

       ユネスコ・世界ジオパークと言えば、今月7日にアップしたブログ「パワースポット、火山の島 伊豆大島3日間」(リンクしています)でもご紹介しましたが、山陰の隠岐諸島・隠岐の島、こちらもユネスコ・世界ジオパークで、今回ご紹介させていただきたいと思います。
       定番的な観光コースを写真と共にご紹介しますが、しっかり歩きたい方は、島後の布施地区に宿泊して、トカゲ岩の展望、杉の天然林の「自然回帰の森」、隠岐の島で最も高い標高608mの大満寺山麓への道を歩き、最後に乳房杉を見るルートがお勧めです。
    • 山陰、隠岐の島の旅3日間
    • テーマ:ユネスコ・世界ジオパークを歩く
    • レベル:体力1、技術1
    • 旅行代金は、ご希望の時期や人数によって異なりますので、お問い合わせください!
    • 宿泊先のご案内
    • 1泊目 【”島のひかり”が彩なす海の宿 羽衣荘】
       海にとても近く、全11室の小さな宿だから、ゆったり、のんびりとお過ごしいただけます。
      2泊目 【国賀荘】
       高台にそびえる宿【国賀荘】から日本海と空をいっぱい感じてお過ごしいただけます。
       ツアーのご紹介!
       日本に9つ存在するユネスコ・世界ジオパーク、その中のひとつ隠岐の島で島の持つパワーを存分に体感できる旅になっています。その隠岐の島は大きく2つのエリア、島前(どうぜん)島後(どうご)に分かれ島前には3つの島があり西ノ島(西ノ島町)、中之島(海士町/あまちょう)、知夫里島(ちぶりじま/知夫村)に分かれ、島後はひとつの最大の島で隠岐の島町となります。アクセスはJRで境港港まで行き、そこからフェリーに乗継島へと渡ります。もちろん伊丹空港から航空機で島後の南にある隠岐空港へ簡単にアクセスすることも可能です。
       日本にある9つの世界ジオパーク
       ジオパークとは、地球科学的な価値を持つ遺産(大地の遺産、ジオ・ヘリテイジ)を保全し、教育や観光に活用しながら、持続可能な開発を進める地域認定プログラムである。ジオパークは、地球・大地を意味するジオと公園を意味するパークとを組み合わせた言葉である。「ジオ」の意味を地質に限定した「地質公園」という表現を用いる国や地域もあるが、これは誤訳である。日本ではそのままジオパークの語を用いるとともに、意味を説明する際には「大地の公園」と表現している。 (ウィキペディアより)
       1.洞爺湖有珠山ジオパーク
       2.糸魚川ジオパーク
       3.島原半島ジオパーク
       4.山陰海岸ジオパーク
       5.室戸ジオパーク
       6.隠岐ジオパーク
       7.阿蘇ジオパーク
       8.アポイ岳ジオパーク
       9.伊豆半島ジオパーク
    ——————————————————————————————————–
    【1日目】 <食事:朝:X 昼:X 夕:〇>
    <スケジュール一例>
    新神戸6:19 → 西明石6:27 → 姫路6:39 → <ひかり591号> → 7:02岡山
    岡山8:05 → <JRやくも3号 > → 10:15米子
    米子10:30 → <在来線>→ 11:17境港 
    (土、日、祝スケジュールの為、平日は異なります)
    境港12:00 ~~~ <レインボージェット> ~~~ 13:23西郷港(島後)
     ※9月以降のフェリー・スケジュールは10分繰り上がります
     
    レンタカーで観光
    西郷港(島後)→ 八百杉(玉若酢命神社)(2.4㎞/約10分)
    玉若酢命神社 → 岩倉の乳房杉(12㎞/約40分)
     ※中谷駐車場方面へ移動し、杉の天然林通り抜けや、トカゲ岩、屏風岩の展望をお楽しみいただけます。その場合、房杉壇鏡の滝は割愛されます。
    岩倉の乳房杉 → 房杉壇鏡の滝(壇鏡神社)(18.9㎞/約70分)
    壇鏡神社 → 羽衣荘(12㎞/約30分)

    オプショナル:ローソク島遊覧(17:00~所要約2時間)

    【”島のひかり”が彩なす海の宿 羽衣荘(島後)】
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    【2日目】 <食事:朝:〇 昼:X 夕:〇>
    宿の送迎で西郷港まで移動します
    <スケジュール一例>
    8:00西郷港(島後)8:30 ~~~ <フェリー2等室> ~~~ 9:40菱浦港(海土町)
     ※浄土町にはレンタカーがないためレンタサイクルまたは、観光タクシー手配となります
    菱浦港 → 隠岐神社(3.3㎞/約10分)
    隠岐神社 → 金光寺山(4㎞/約10分)
    金光寺山 → 明屋海岸(3.1㎞/約10分)
    明屋海岸 → 菱浦港(7㎞/約20分)
     ※所要時間は観光タクシー

    菱浦港13:21 ~~~ <内航船> ~~~13:28別府港
    レンタカーで観光
    別府港 → 赤尾展望台(13㎞/約30分)
    赤尾展望台 → 摩天崖(10㎞/約40分)
    摩天崖 → 国賀浜(4㎞/約20分)
    国賀浜 → 国賀荘(4.3㎞/約15分)
     ※時間があれば、国賀海岸の簡単なハイキングも人気です。

    【国賀荘(西ノ島)】
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    【3日目】 <食事:朝:〇 昼:X 夕:X>
    レンタカーで観光
    8:00 国賀荘 → 鬼舞展望所(8㎞/約30分)
    鬼舞展望所 → 由良比女神社(6.6㎞/約20分)
    由良比女神社 → 黒木御所跡(6.6㎞/約15分)
    黒木御所跡 → 別府港(800m/約3分)


    <スケジュール一例>
    別府港10:20 ~~~ <フェリーしらしま2等室> ~~~ 13:20境港

    境港14:23 → <在来線>→ 15:07米子
    (土、日、祝スケジュールの為、平日は異なります)
    米子15:27→ <JRやくも22号 > → 17:39岡山
    岡山17:53 → <さくら562号> → 18:24新神戸
    ——————————————————————————————————–

    行ってみたくなる絶景動画をお楽しみください!(しまねっこCHより)



    島々の観光名所のご紹介 (こちらでは行程に記載されていない見どころも列記しています。)

    【隠岐の島町、島後】
    白島展望台:島後最北端の国指定名勝及び天然記念物の白島海岸を展望できます。

    岩倉の乳房杉:樹齢約800年、樹高約40m、幹囲約11m

    トカゲ岩:全長約26mの奇岩

    かぶら杉:樹齢約600年、樹高約38.5m、6本の幹に分かれた杉

    牛突き:800年近くの伝統がある日本最古の闘牛

    浄土ヶ浦海岸:島後東側の約1㎞続く岩礁群

    佐々木家住宅:1836年に建てられた重要文化財

    壇鏡の滝(壇鏡神社):神秘的なパワースポット

    ローソク島:遊覧船からのみ望めます

    屋那ノ松原・舟小屋群:20棟ほど残された舟小屋

    玉若酢命神社:国指定重要文化財

    八百杉(玉若酢命神社):樹齢2000年、樹高38m

    水若酢神社:国指定重要文化財

    伊勢命神社:西日本最大の黒曜石の産地、久見集落の神社

    隠岐国分寺の蓮華会舞:国指定重要無形民俗文化財
     毎年4月21日に奉納される舞で、後醍醐天皇の行在所跡で行われる貴重な伝統芸能



    【西ノ島町、島前】
    赤尾展望所:国賀海岸を一望できるスポット、日本の夕日百選
    国賀海岸 摩天壁:海抜257mの大絶壁
    国賀海岸 通天橋:海に大きくせり出した巨大な岩の架け橋
    由良比女神社:隠岐国一宮に定められた名神大社



    【海土町、島前】
    隠岐神社:隠岐の歴史を象徴する霊験あらたかな神社
    金光寺山:標高164mの金光寺山から海士町を見下ろす眺めは絶景です
    明屋海岸:赤崖とエメラルドグリーンの海のコントラストが美しく映えます。島のPRとしてハート岩をうたっていたのですが、2019年の台風18号で崩れてしまっています。



    【知夫村、島前】
    赤壁(せきへき):大迫力の赤い岩肌
    天佐志比古命神社:1000年以上の歴史ある古社。知夫村で一番大きい神社
    島津島遊歩道:海を見ながら歩ける食性豊かな遊歩道
    赤ハゲ展望台:隠岐諸島を一望できる大パノラマスポット



    島のグルメのご紹介
     ・サザエ丼 ・寒シマエ肝醤油漬け丼 ・岩ガキ ・隠岐牛、隠岐黒磯牛 ・隠岐蕎麦



     walkworldでは、海外旅行企画手配だけでなく、国内企画手配旅行も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください!
      TEL : 078 392 2008
      FAX : 078 391 0643
      walkworld@atabi.co.jp(担当:井上)

       なかなかヨーロッパの記事が書けない状況なので、これからは関西近郊の魅力的な場所を少しずつご紹介してゆこうと思います。
       これまでこのブログでも熊野古道六十里越街道などの有名どころをご紹介してきましたが、やはり京都や奈良に近い関西近郊には、他にも魅力的な場所がたくさんありますね。
       今回はJRで簡単にアクセスできる琵琶湖の南、滋賀県大津から草津にかけての旧東海道を歩いてきました。
       出発は、大津宿本陣跡、ここにはもう本陣の建物はなく、石碑があるだけの場所です。ここから天孫神社、平野神社、義仲寺の順で旧東海道を歩いてゆきます。この後、膳所(ぜぜ)に入りますが、ここ大津市膳所には5つの神社があってちょうどこの日5月3日は「5社まつり」が開催される日でした。5社とは、石坐神社、和田神社、膳所神社、篠津神社、若宮八幡神社のことを言います。今年は神輿を担いで町内を練り歩いていたのかどうかはわからないのですが、膳所神社の境内には金色で美しいお神輿が置かれていました。そのあと訪れた篠津神社でも奉納されたお酒がきれいに並べられていました!
     
       話は前後しますが、膳所神社からまっすぐ琵琶湖へ進むとかつての膳所城の城門があります。その門を潜り抜けた膳所城跡は、現在膳所城跡公園となっています。ここからの琵琶湖の景色は最高でした。ゆっくりした休日の時間が流れていました。
       次に訪れた若宮八幡神社から瀬田の唐橋迄見どころが少ないので、瓦ヶ浜駅から唐橋前駅迄京阪電車で移動することをお勧めします。また時間があれば唐橋で下車せず石山寺駅まで行き、石山寺を訪問してから唐橋へと行くことも可能です。今回は石山寺には寄らず瀬田の唐橋を渡り、建部大社へと進みました。ここ建部大社は日本武尊(やまとたけるのみこと)を祀る近江国一之宮として有名です。
       建部大社から先もまた見どころが少ないので、建部大社前バス停から石山駅行きのバスに乗ってエスケープしましょう。南草津までJRで移動して再度歩きます。
       野路(萩)の玉川跡、太田酒造、草津宿本陣、中山道と東海道の分岐点を経由して草津駅へと向かいます。本陣の残る旧東海道沿いの草津の古い町並みの方がかつての趣が残ります。


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