イタリア、トスカーナの農家サントステファノは、ちょうど今ワイン造りの真っ盛りなのです。8月下旬に白ワイン用のシャルドネ、9月上旬は赤ワイン用のメルローなど、9月中旬はロゼ・赤ワイン用のサンジョベーゼなど、という感じでほかの種類もそれぞれ分けて収穫され、ぶどうの特徴に応じて熟成期間も異なり、その後ステンレスタンクに入れ自然発酵させ、最終的にブレンドされます。
     そしてこちらの農家のワインは全て有機農法で栽培されたブドウを使ったビオワインです。自然発酵され、どのワインも3-4品種の葡萄をうまくブレンドする手法を基本にしたワイン造りをしています。
     特にここトスカーナでは、サンジョベーゼという品種が代表的な葡萄です。ワイン種類は、白ワイン、ロゼワイン、赤ワイン、ドルチェワインとありますが、中でもこちらのロゼワインは、そのサンジョベーゼ種を100%使用したロゼワインで、口当たりはとてもやわらかですが、後口はしっかりしていて、とてもバランスの取れた新鮮なロゼワインなのです。Bocca di Rosa/ボッカ・ディ・ロザ(ギャラリー内の一番最後の写真のワインです)
     ここで3品種ブレンドでサンジョヴェーゼ100%と記載すると間違えているように思えるのですが、サンジョヴェーゼ・グロッソ(40%)、プルニョーロ・ジェンティーレ(40%)、サンジョヴェーゼBRN(20%/サントステファノ・オリジナル)と、どれもサンジョヴェーゼ種で、それら種類の異なるサンジョヴェーゼ3種がとてもうまくブレンドされているのです。そしてロゼ色の付け方は、赤ワインを作る工程でアルコール発酵が始まる段階に行う醸し(マセラシオン)(黒ぶどうの果皮と一緒に漬けこむ)を16時間だけ行い、その後も発酵させステンレスタンクに移し熟成させるという作り方です。
     このきれいなロゼ色のワインをサントステファノのヴィッラの軒先に座り、トスカーナの風を感じながら飲むのは至福のひと時です!